初心者でも簡単!菜の花のきれいな撮り方をイラスト付きで解説

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暖かくなってきた春、色んな花も咲いてきてつい写真を撮りたくなりますよね!
私も冬は引きこもりがちなのですが、春になると冬眠から冷めたように写真を撮りに出かけることが多くなります。

今回はそんな春を思わせる花「菜の花」の撮影方法イラスト付きで2パターンご紹介!

コツさえ覚えれば簡単です。カメラ初心者の方でも菜の花をキレイに撮ることができますよ(^^)

この記事を書いた人

つな

カメラ歴14年のハイアマカメラマン(自称)。現在の愛機はFUJIFILM。
このブログでは写真のある生活をコンセプトに、撮影が上達する知識や技術、カメラ用品、サービス、撮影スポットなどを紹介しています。
さらに詳しく

目次

菜の花撮影時のレンズ

菜の花などの「花」を撮るのは中望遠〜望遠の寄れるレンズがオススメです。
望遠レンズは「ボケ」を活かした写真を撮りやすくなり、簡単に菜の花を映やすことができます。

35mm換算で約90mm以上のレンズがオススメです。

「35mm換算ってなに?」と言う方は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

菜の花撮影前の準備

撮影モードは「絞り優先(A/Av)モード」にして、F値を最小に設定します。

撮影準備

菜の花の撮り方①

菜の花の一つ目の撮り方です。
こちらの撮り方は菜の花とともに「空を活かした写真」になります!

主役となる菜の花の見つけ方

まず肉眼で主役にする菜の花を選びます。
選ぶべきは「一番背の高い菜の花」です。

一番背の高い菜の花を選ぶ

このときの目線は菜の花と並行か、またはそれより下に潜り込むようにします。
そうすると菜の花の伸びている感じが伝わります。

できるだけしゃがんでみる

菜の花のピント・構図の決め方

主役となる菜の花を見つけたら、カメラを構えて、後ろの菜の花に被らない箇所で位置を合わせます。

これは背景を菜の花の黄色にしてしまうと、主役の花が目立ちにくくなってしまうからです。

構図の合わせ方

その状態でピントを合わせて構図を決めます。
このとき可能であれば後ろのボケだけでなく、前ボケを意識するともっと良い雰囲気を出せますよ。

可能であれば後ろボケ・前ボケを同時に攻める

またピントの合わせ方のテクニックは別の記事で紹介しているので、是非参考にしてみてくださいね。

あとはこの状態でシャッターを切るだけです!

①の撮り方で撮影した菜の花の作例

実際に①の撮り方での撮影した菜の花の作例を紹介します。

菜の花1
Helios-44-2 58mm F2
菜の花2
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
菜の花3
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
Helios-44-2 58mm F2

花の撮影はオールドレンズとも相性が良いので、使ってみると面白いですよ(^^)

菜の花の撮り方②

二つ目の菜の花の撮り方は「背景も花にする」という撮り方です。

主役となる菜の花の見つけ方

主役となる菜の花は「なるべく近くにある形の整った菜の花」です。

近くの菜の花を選ぶ

菜の花のピント・構図の決め方

主役となる菜の花を見つけたら、カメラを構えます。ピントを合わせる位置は花の「しべ(中心の部分)」です

ピントを合わせたとき、後ろの菜の花の形がボケてわからなくなるくらい寄り、構図を決めましょう。

この状態でシャッターを切ります!

②の撮り方で撮影した菜の花の作例

実際に②の撮り方での撮影した菜の花の作例を紹介します。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

背景が黄色いと花の色と同化しがちですが、後ろの花の輪郭をなくすほどボケさせれば良い感じに撮れますよ!

まとめ

以上、菜の花の2パターンの撮影方法でした。

今回ご紹介した撮影方法はあくまで一例です。
参考にしていただけるのは非常に嬉しいですが、撮り方にとらわれず、自分なりの撮影方法をたくさん研究してみてくださいね(^^)

最後までお読みいただきありがとうございました。

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