オリンパスのカメラを使ってるけど、オススメのズームレンズってあるかな?
レンズ交換ってめんどうだから、一本でいろんな写真がとれる万能ズームレンズが欲しい。
ズームレンズ、便利ですよね。
カメラの醍醐味は「レンズを交換できること」とは言いますが、レンズを交換しなくとも広角〜望遠まで撮れるズームレンズは使い勝手の良さが勝ります。
私も実際、単焦点レンズよりズームレンズを使用してる割合が多いです。
そこでこの記事では、実際に私が使用して「これは神レンズだ」と感じたオリンパスのレンズを2つご紹介します。
ちなみにここで言う神レンズとは「一本でどんな被写体も魅力的に撮れるレンズ」のことを指しています。
「マイクロフォーサーズで便利なズームレンズが欲しいけど、何を買えばいいのか迷っている」そんな方はぜひ参考にしてみてくださいね(^^)
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6II
まず一つ目にご紹介するのは「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6II」です。
私はこのレンズを使い始めた時「これがあればもう他のレンズの出番なくなるのでは?」と思いました。まさに便利ズーム。
特長
「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6II」の特長は主に3つです。
- 14-150mmまでをカバー
- 防塵・防滴
- コンパクト設計
順番に解説していきます!
①14-150mmまでをカバー
ズームレンズにはさまざまな画角のものがありますが「あともうちょっと広角にできれば…」「もうちょっとズームできれば…」といった、あと少しが欲しいというズームレンズもたくさんあります。
そんな中でこのレンズは14-150mmという広角〜望遠までをカバー。写真を撮る際に欲しい画角が大体このレンズ一本で済みます。
これは本当に便利で、この一本を持ち歩いていれば相当な安心感。
「撮りたいものがレンズのせいで撮りにくい」ということがほぼなくなります。
②防塵・防滴
「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6II」は防塵・防滴仕様です。
ズームレンズは屋外で使用するシーンが多いと思います。
そして外では空気中の砂やチリを被ったり、雨に降られることだってあります。
防塵・防滴仕様だと、雨や砂埃などでレンズが壊れるという心配がありません。
雨の日の撮影だって、レンズが濡れてもおかまいないなしです。
一度雪の日に使って相当びしゃびしゃになったことがあるのですが、問題なかったです。防塵防滴最高!
※あくまでも”防滴”なので水の中にいれたら壊れます。”防水“ではありません。
③コンパクト設計
ズーム幅が大きいにもかかわらず、素晴らしくコンパクトに作られています。
重さも285gと持ち運びが苦になりません。
レンズが軽いと取り回しもしやすく、シャッターチャンスも逃しにくくなります。
軽さは正義ですね。
作例
実際に M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6II を使って撮影した写真をご紹介させていただきます。
見ていただけばわかる通り、広角から望遠まで幅広いシーンに対応できる万能レンズです!
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
2つ目にご紹介するレンズは、オリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」。
最初にご紹介したズームレンズの上位互換的なレンズです。
その分お値段もやや張ります。しかし、まさに最高の便利レンズ。
特長
「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」の特長は主に5つです。
- 12-100mmまでをカバー
- 防塵・防滴
- 描写力の高さ
- レンズ内手ブレ補正を搭載
- マニュアルフォーカスの切り替えが簡単
①12-100mmまでをカバー
最初にご紹介した「ED 14-150mm F4.0-5.6II」と比べて、望遠側が150mm→100mm、広角側が14mm→12mmとなっています。
実際のところ、普段使いで100mmズームできれば「もっとズームしたい!」という状況はあまりありません。言い換えるならばちょうど良いズーム幅です。
逆に広角は「12mm」と広めなのは嬉しいですね。
というのも、ズームできない分は撮影後のトリミング処理でいくらか補正できますが、画角に入りきらなかった景色は後から足すことができません。
そういう意味でも広角側のズーム幅が広いと、あらゆる面で恩恵を受けやすいでしょう。
②防塵・防滴
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO はもちろん防塵・防滴仕様です。どんな時でも安心して使えますね!
③描写力の高さ
PROという名がついているレンズなだけあって、描写力の高さが素晴らしいです。
詳しいレンズの光学設計などは省きますが、レンズの質や特殊なコーティングによりヌケの良いクリアな描写を実現しています。
また全域F4.0で開放値が変わらない高倍率ズームを実現しています。
ズームレンズは広角側と望遠側で最小F値が異なるのが一般的です。
最初にご紹介したレンズ「ED 14-150mm F4.0-5.6II」も「F4.0-5.6」という数字が付いています。これは広角では最小F値がF4.0、望遠ではF5.6という意味です。
F値についてより理解を深めたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
④レンズ内手ブレ補正を搭載
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO はレンズ内手ぶれ補正機構を搭載しています。
オリンパスカメラ内の手ブレ補正性能と組み合わせることにより、さらに手ぶれ補正が強化される仕様です。
手ぶれ補正が強いと、夜景を手持ち撮影でキレイに撮ることもできます。
特に望遠側は手ブレに弱いので、補正が備わっているのはありがたいですね。
⑤マニュアルフォーカスの切り替えが簡単
レンズにレバーが付いており、上げ下げすることでオートフォーカスとマニュアルフォーカスのモード切り替えをすることができます。
直感的にサッとマニュアルフォーカスに切り替えることができるので、ピントを自動で合わせた後「もう少しシビアにピント合わせがしたい」と思った時にすごく便利な機構です。
作例
実際にM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO を使って撮影した写真をご紹介します。
私自身、人生で一番使ってるレンズだと思います。
一度手にしたら当分これでカメラライフは捗りますね!
2つのレンズを比較
ご紹介した2つのオリンパスズームレンズの性能をまとめました。
14-150mm F4.0-5.6II | 12-100mm F4.0 IS PRO | |
---|---|---|
定価(税込) | 89,100円 | 214,500円 |
販売日 | 2015年2月20日 | 2016年11月18日 |
焦点距離 | 14-150mm | 12-100mm |
開放F値 | F4.0(14mm) – F5.6(150mm) | F4.0 |
重量 | 285g | 561g |
長さ | 83mm | 116,5mm |
防塵・防滴 | あり | あり |
手ぶれ補正 | なし | あり |
便利なズームレンズは汎用性が高いので、一本持っているだけで撮影が捗ります。
ずっとつけっぱなしになって、他のレンズの出番が減ってしまう懸念がありますが…笑
今回ご紹介した2つのズームレンズは、私が胸を張ってオススメできるレンズです。
間違いなく買って損はしません。あとは自分のもっているカメラのサイズや、予算との兼ね合いで選んでみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)
撥水仕様レンズプロテクターは防滴レンズと相性が良いのでオススメです。
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