【2024年】写真の保存におすすめなクラウドサービス6選【最適な選び方を解説】

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パソコンやスマホに写真を保存してるけど、容量がなくなってきた…。

クラウドサービスって色々あるけど、自分にはどれがオススメなんだろう。

このようなお悩みを解決いたします!

私は趣味でカメラをやっているのですが、写真を撮ることの他にすごく大事だと思っているのは写真の管理方法です。

実際下記のような状態になっている方、結構いるのではないでしょうか?

  • スマホで撮った写真はそのままずっとスマホにいれたまま
  • カメラで撮った写真をSDにずっといれっぱなしにしている
  • 撮った写真はパソコンに取り込んでいるけど、パソコン本体の容量を圧迫している
  • 一応外付けHDDに保存してるけど、故障等のリスクが心配

そんな方におすすめなのが写真を保存するためのクラウドサービスです!

今回は私自身が調べて実際に使っているサービスも含め、おすすめのクラウドサービスを6つ厳選してご紹介します。

写真やデータの保存でクラウドサービスを使おうと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください(^^)

この記事を書いた人

つな

カメラ歴14年のハイアマカメラマン(自称)。現在の愛機はFUJIFILM。
このブログでは写真のある生活をコンセプトに、撮影が上達する知識や技術、カメラ用品、サービス、撮影スポットなどを紹介しています。
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目次

写真をクラウドに保存するメリット・デメリット

まずクラウドサービスのご紹介の前に、写真をクラウドに保存するメリットとデメリットを解説します。

おすすめのクラウドサービスをいち早く見たい方は こちら から該当箇所へ飛べます。

クラウドサービスを使うメリット

メリットに関しては以下の3つが挙げられます。

  1. 手間がかからない
  2. どこでも、どんなデバイスでも閲覧可能
  3. デバイスが故障した際の影響を受けない

1. 手間がかからない

クラウドサービスは、自動的に写真をクラウドにあげてくれたり、画面上の操作だけで写真のアップロードが完了します

例えば以下のような機能です。

  • スマホで写真を撮って保存された瞬間に、クラウド上にも同じ写真がアップされる
  • パソコンで指定のフォルダに入れれば、クラウド上に写真がアップされる

ハードディスク・SDカード・DVDなどのように、差し込んで、データをあげて、あげ終わったら抜いて、、みたいな作業は不要です。

2. どこでも、どんなデバイスでも閲覧可能

スマホで撮った写真をスマホ本体に保存していれば、その写真は「撮ったスマホ」からしかみれません。

その反面クラウドにデータを保存していれば、そのデータをどこでも、どんなデバイスでも見ることができます。

一眼カメラで撮った写真をクラウド上に保存していれば、パソコンからもみれるし、スマホ・タブレットからも閲覧可能です。

私自身「この前●●に行ってきたんですよ」という会話中に「写真ないの〜?」と言われた際、一眼カメラで撮った写真をスマホに取り込んでなくて見せれなかったことがあります。

そのようなシーンでもクラウドに写真を保存していれば、どこでもその写真を閲覧することができます。

3. デバイスが故障した際の影響を受けない

スマホやPC、全ての電子機器に言えることですが、機械はいつ壊れるかわかりません。

明日朝起きたら突然起動しなくなるかもしれないし、この記事を読み終わったあとに不意に落として壊れるかもしれません。隣に置いてあるコーヒーをぶちまけて起動しなくなる、なんてこともあり得ますね。

スマホやPCが完全壊れた場合「そのデバイス」にしか保存されていない写真があれば、もう見ることはできなくなります。絶望的です。

実際私もこの絶望を味わってから、クラウドに保存するという行為を始めました。
ある日突然PCが上手く起動しなくなってしまい、数ヶ月バックアップを取ってなかった写真データが消えました。涙が出ました。笑

そういう絶望を回避するのにも、クラウドでの写真保存はおすすめです。

クラウドサービスを使うデメリット

クラウドに保存するのにはメリットだけでなく、デメリットも存在します。

主に以下の3つです

  1. 基本的に月額料金がかかる
  2. ネット環境が必須
  3. 重いデータは時間がかかる

1. 基本的に月額料金がかかる

クラウドサービス全般に言えることですが、基本的に月額料金がかかります。買い切りのクラウドサービスというのは存在しないでしょう。

またサービスの中には無料で使える範囲のものもありますが、すぐアップロード上限に達してしまいます。

基本的にクラウドサービスは月額料金がかかるもの」だと思っておいたほうが良いです。

2. ネット環境が必須

クラウドサービスはネット上に写真やデータをあげるサービスのため、ネット環境が必須です。

一時的にダウンロードしておいてオフラインでも見れるようにはできますが、それではデバイスの容量を食うのに変わりはないので本末転倒ですね。

ただスマホだとモバイル回線がありますし、現代はネット回線が引いてる家も多いのであまり心配することではないと思います。

3. 重いデータは時間がかかる

スマホで撮った写真くらいだとそこまで気にならないのですが、一眼カメラで撮ったRAW写真や動画などはそれなりにデータのアップロードやダウンロードに時間を要します。

ネット回線による部分もありますが、4K動画などは確実にデータ通信に時間がかかります。

一眼カメラで大量に撮った写真をアップロードするのにも時間がかかりますが、放置していれば良いだけなので、実際そこまで気にすることはありません。

写真の保存におすすめなクラウドサービス6選

クラウドサービスの選び方のポイントとしては、主に以下の3つが挙げられます。

  • 料金と容量
  • サービスの使いやすさ(スマホ、PC、OSの違いなど)
  • 写真以外の保存は可能か

これらを踏まえて、以下6つのクラウドサービスを厳選しました。

スクロールできます
サービス名プラン料金容量向いているユーザー
iCloud130円/月50GB〜・iPhoneユーザー
・写真の管理はスマホで完結
Googleフォト
Google One
250円/月100GB〜・Android、又はPhone、Android併用ユーザー
・写真の管理はスマホで完結
Amazon Photos
(Amazonプライム)
600円/月無制限
(動画は制限あり)
・一眼カメラで写真(RAWを含む)を大量に撮る
・Amazonのサービスを良く使う
Adobe Lightroom 1,180円/月20GB〜・一眼カメラで写真を撮り、RAW現像もする
・写真管理は主にパソコン
DropBox1,500円/月2TB〜・写真に関わらず、PCデータをクラウド化したい方
OneDrive260円/月100GB〜・Excelなど、officeソフトを自身で購入されている方
写真の保存におすすめなクラウドサービス7選(※価格は税込)

順番にサービスの内容を詳しく解説していきます。

iCloud

iCloud(アイクラウド)はAppleが提供するオンラインストレージです。料金は下記の通りです。

プラン名料金容量
iCloud無料5GB
iCloud+50GB130円/月50GB
iCloud+200GB400円/月200GB
iCloud+2TB1,300円/月2TB
iCloudのプラン(※価格は税込)

iPhoneユーザーであればデフォルトで無料の5GBを使うことが可能です。

AndroidユーザーやWindowsのパソコンを使ってる方は、Web版のiCloudにアクセスすることでサービス自体は使うことができます。
ただiCloudはApple製品の使いやすさに特化しているため、Androidユーザーにはあまりオススメできません。

iPhoneユーザーは写真のみならず、アプリやその他のデータのバックアップもiCloudに自動保存可能です。

iCloudが向いているユーザー

  • iPhoneユーザー
  • 写真の管理はスマホで完結している方

\ iCloudの詳細はこちら /

Googleフォト(Google One

GoogleフォトはiCloudと似たようなサービスです。
違いとしては専用のアプリがあるため、Androidユーザーでも快適に使うことができます。もちろんiPhoneユーザーでも利用可能です。

Googleフォトは以前まで無料で容量無制限というサービスだったのですが、今は無制限サービスはなくなりました。

料金は下記の通りです。

プラン名料金容量
無料15GB
ベーシック250円/月100GB
スタンダード380円/月200GB
プレミアム1,300円/月2TB
Googleフォト(Google One)のプラン(※価格は税込)

Googleフォトを課金する場合は「Google One」というサービスになります。

また、容量はGoogleドライブ全体の容量(Gmailや他のファイルを含む)を指しているため、写真意外でも容量を使う場合があります

Googleフォトが向いているユーザー

  • Androidユーザー、またはiPhone・Androidを併用しているユーザー
  • 写真の管理はスマホで完結している方

\ Googleフォトを含むGoogle Oneの登録はこちら /

Googleフォトへのアクセスはこちら

Amazon Photos

Amazon Photos(アマゾンフォト)はAmazonが提供しているクラウドサービスです。

料金容量
(写真のみ)
容量
(動画)
無料5GBなし
600円/月
(プライム会員費)
無制限5GB
プライム会員費
+ 250円/月
無制限100GB
プライム会員費
+ 1,300円/月
無制限1TB
Amazon Photosのプラン(※価格は税込)

Amazon Photosの特長はAmazonプライム会員になれば写真(RAWデータを含む)のアップロードが無制限ということです。どれだけアップロードしても上限に達することがありません。

動画はアップロード上限があります。動画のアップロード容量を増やしたい場合は別途追加料金が必要です。

私もバックアップとしてAmazon Photosのクラウドサービスにホイホイ撮った写真をつっこんでいます。なんせ容量無制限なので。。

月額500円で他のAmazonのサービスも使えるのがお得ですね。

Amazon Photosが向いているユーザー

  • 一眼カメラで写真(RAW写真を含む)を大量に撮る方
  • Amazonの他のサービス(お急ぎ便、プライムビデオ)なども使う方

\ Amazon Photosの詳細はこちら /

プライム会員になってAmazon Photos利用する

Adobe Lightroom

AdobeのLightroom(アドビ ライトルーム)自体は写真編集ソフトなのですが、契約するとクラウドストレージも一緒についてきます

プラン名料金クラウド容量
Lightroom単体プラン1,180円/月1TB
フォトプラン:20GB
(Lightroom + Photoshop)
1,180円/月20GB
フォトプラン:1TB
(Lightroom + Photoshop)
2,380円/月1TB
Adobe Lightroomのプラン(※価格は税込)

Lightroomのソフトの概要については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

記事内にも記載している通り、写真をよく撮られる方はLightroom単体よりPhotoshopとセットになったフォトプランの契約がおすすめです。

またクラウドの容量は1TBにつき1,078円/月でさらに増やすこともできます。

Adobe Lightroomの価格は「写真編集・管理ソフト + クラウドストレージ」のセットと考えましょう。

Adobe Lightroomが向いているユーザー

  • 一眼カメラで写真を撮り、RAW現像もする方
  • 写真管理は主にパソコンで行う方

\カメラマンのためのフォトプランはこちら /

DropBox

DropBox(ドロップボックス)は写真のみならず、全てのファイルやフォルダ管理使えるクラウドサービスです。私自身も仕事ではDropBoxをバリバリ使っています。

個人利用の場合の料金は下記の通り。

プラン名料金容量ユーザー数
無料2GB〜約20GB1人まで
Plus1,500円/月2TB1人まで
Essentials2,400円/月3TB1人まで
DropBoxの個人向けプラン(※価格は税込)

無料で使えるのは2GBまでですが、友達紹介など容量を増やす条件を満たせば最大20GBくらいまでは無料で使えることができます(その過程が面倒なのであまりオススメしません)

dropboxは写真以外にもファイルは何でも入れることができます。さらに使用感が通常のパソコンにあるフォルダ管理と変わらないため利便性はかなり良いです。

個人で使用する場合は「Plus」か「Essentials」というプランです。

Essentialsの方がファイルロック機能や復元機能がついており、仕事での使用を考慮したフリーランス向けとなっています。

公式サイト以外にもAmazonで3年分のシリアルコードを購入することができます(こちら)。長期利用を検討されている方はAmazonでの3年契約の購入が一番お得です。

DropBoxが向いているユーザー

  • 写真他、パソコン内のデータをクラウド化したい方

DropBox公式サイトはこちら

Dropboxが一番お得に契約できるパッケージ(Amazon)

OneDrive

OneDrive(ワインドライブ)はMicrosoft社がリリースしているクラウドサービスです。無料版はMicrosoftアカウントを持っている人であれば誰でも利用できます。

個人向けのプラン料金は以下の通り。

プラン名料金容量含まれるサービス
OneDrive
Basic
無料5GBOneDriveのみ
Microsoft 365
Basic
260円/月100GBOneDrive
+Outlook
Microsoft 365
Personal
1,490円/月1TBOneDrive
+Office全て
OneDriveの個人向けプラン(※価格は税込)

WindowsのPCはもちろん、MacのPCやスマホでも利用することが可能です。

写真のみならず、パソコン上のあらゆるファイルをクラウド管理する目的として利用可能。操作性としてはDropboxに似ています。

個人でExcelやPowerPointなどを契約して仕事で使っている場合は、OneDriveが含まれる「Microsoft 365 Personal」を契約するとお得に利用することができます。

購入ルートとしては公式よりもAmazonのほうが少しお得です(Amazonリンクはこちら)。

OneDriveが向いているユーザー

  • Excelなど、Officeソフトを個人で購入・契約されている方

OneDrive公式サイトはこちら

OneDriveが一番お得に契約できるパッケージ(Amazon)

実際に私が使用しているクラウドサービス

実際に一眼カメラで毎月数百枚の写真(RAW写真)を撮影する私が、現在利用・課金しているクラウドサービスは以下の2つです。

保存方法としては以下の通り。

  1. 一眼カメラで撮った写真すべてを外付けのハードディスクに保存
  2. そのハードディスクをAmazon Photosと自動同期
  3. 撮った写真でお気に入りのものをLightroom Classicで現像。現像した写真をAdobeのクラウドに保存

スマホの写真は容量がいっぱいになってきたら、定期的に古い年代のものから外付けのHDD(ハードディスク)に移しています。外付けハードディスクに移せばAmazon Photosとも同期されるので。

Adobeのクラウドは容量上限があるので、厳選したものを保存している感じです。

このようにいくつかのクラウドサービスを併用すると、価格を抑えつつも快適に写真の管理ができたりします

例えばiCloudだとiPhoneの中身を自動で丸々バックアップできるので「スマホ用のクラウド」として使うと便利です。Appleユーザーにはオススメのクラウドサービスです。

写真を撮る人は外付けHDD(SSD)の併用がおすすめ

今回クラウドサービスの紹介をさせていただきましたが、一眼カメラなどで写真をバンバン撮られる方は外付けHDD(もしくはSSD)の併用がおすすめです

というのもクラウドサービスだと写真の閲覧が若干もたつくのと、やはり大量かつ大容量のアップロード・ダウンロードには時間がかかるからです。
外付けHDD(SSD)だとクラウドより処理速度が速く、大量の写真を取り扱う場合にはストレスが減ります。

ハードディスクは精密機械でいつ壊れるかわからないのため、やはりクラウドへ同期させておくのが安心ですね。

前述した私の写真の保存方法では、外付けHDDの内容を月一で別の外付けHDDにコピーしています。
写真のバックアップが「クラウド」と「外付けHDD」2ヶ所にある感じですね。

今は外付けHDD(SSD)も大容量で安いものがたくさんあります。
持っていないという方はクラウドサービスに加えて、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか。

下の二つは私も使ってるバッファローのHDDとSSDです。

容量問題だけでなく、万が一に備えたクラウドサービスの活用

今回ご紹介したクラウドサービスのまとめになります。

スクロールできます
サービス名プラン料金容量向いているユーザー
iCloud130円/月50GB〜・iPhoneユーザー
・写真の管理はスマホで完結
Googleフォト
Google One
250円/月100GB〜・Android、又はPhone、Android併用ユーザー
・写真の管理はスマホで完結
Amazon Photos
(Amazonプライム)
600円/月無制限
(動画は制限あり)
・一眼カメラで写真(RAWを含む)を大量に撮る
・Amazonのサービスを良く使う
Adobe Lightroom 1,180円/月20GB〜・一眼カメラで写真を撮り、RAW現像もする
・写真管理は主にパソコン
DropBox1,200円/月2TB〜・写真に関わらず、PCデータをクラウド化したい方
OneDrive260円/月100GB〜・Excelなど、officeソフトを自身で購入されている方
写真の保存におすすめなクラウドサービス6選(※価格は税込)

写真は昔と比べて手軽に撮れるようになった分、データ容量を圧迫しがちです。

クラウドサービスはそういった容量問題の解決や、どこからでもアクセスできるという便利さを兼ね揃えています。

そして万が一、スマホやパソコンが壊れてしまった場合にもデータを救済できるというメリットもあります
記念に撮った写真はもちろん、何気なく撮った写真でも消えて見れなくなってしまうというのは悲しいことです(自分も過去に一度絶望したので…)。

そうならないためにも、ぜひクラウドサービスを活用してみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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