カメラのピント、自動で合わせてれるのはありがたいけど、なかなか思ったところに合ってくれない…。
現代のカメラは被写体を自動で認識してピントを合わせてくれるので便利ですよね。
しかしたまに「違う、そこじゃない」という箇所にピントがあってしまい、モタモタすることはないでしょうか?
そこで今回は、3秒で狙いたい箇所にピントを合わせつつ構図もバッチリ決められるピント合わせのコツをご紹介します!
私もいつも使っているテクニックです。この撮影方法に慣れると、ピント合わせのスピードが格段に上がり、シャッターチャンスも逃しにくくなりますよ。
イラストを使ってわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
カメラのピント合わせのコツ
結論から申しあげますと、ピント合わせのコツは以下の2点です。
ピント合わせのコツ
- ピントの合う位置を「中央」だけにする
- 中央でピントを合わせてから構図を決め、シャッターを切る
「どういうこと??」という方も安心してください。詳しく解説していきます。
①ピントの合う位置を「中央」だけにする
ピントの合う位置を「中央」だけするには、カメラのフォーカスエリア(自動でピント合わせる範囲)の設定を変更します。
デフォルトでは「全エリア」になっているはずです。「全エリア」になっている場合は、シャッターボタンを半押しすると、最適なピント位置をカメラ側で選んで決めてくれます。
しかし、これが「違う、そこじゃない」という箇所にピントがあってしまう原因です。
そうならないように、フォーカスエリアを「中央」の一点のみに設定します。
そうするとシャッターボタンを半押しした際に、中央のみにピントが合うようになります。
②中央でピントを合わせてから構図を決め、シャッターを切る
ピントの合う位置が中央のみになったら、今度はその状態で撮影に移ります。
紅葉の撮影を例に見ていきましょう!
1. 撮りたい被写体を中央にもってくる
ピントが中央にしか合わないので、撮りたい被写体を中央に持ってきてシャッターボタンを半押しします。
2. 位置をずらして構図を決める
ピントを合わせたまま(シャッターボタン半押しのまま)位置をずらして、構図を決めます。
その際は前後の動きを加えるとピンボケしてしまうので、極力左右にカメラを動かすことを意識してください。
構図が決まったら半押しにしていたシャッターボタンを押し込み、撮影完了です!
カメラのピント合わせのコツ まとめ
- ピントの合う位置を「中央」だけにする
- 中央でピントを合わせてから構図を決め、シャッターを切る
今回ご紹介したピント合わせに慣れれば、一枚の撮影時間がぐっと短縮できます。
そして、写真の写りで言うと「どこにピントが合っているか」は一番大事な要素です。
というのも、写真の明るさや色はある程度あとからでも補正できますし、構図は切り取って調整することもできるからです。
しかしピントの場合、後から「こっちにピントを合わせたい」とか「ボケてしまった部分を直したい」ということはほぼ不可能。
そのため、カメラの腕を上げたいと思ったなら、ピントの合わせ方をマスターするのが最優先だと思っています。
ぜひ今回ご紹介したピント合わせのコツを実践してみてくださいね(^^)
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