紅葉の魅力的な撮り方をイラストで解説!初心者にもできる撮影テクニック

暑い夏が終わり、だんだん空気が冷えて一年も終わりに向かっていく。そんな時期に色づき始める木々。黄色くなったイチョウ。赤く染まったモミジ…最高ですよね。

そこで今回は秋の風物詩「紅葉」を魅力的に撮影するテクニックをご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください(^^)

この記事を書いた人

つな

カメラ歴13年のハイアマカメラマン(自称)。現在の愛機はFUJIFILM。
このブログでは写真のある生活をコンセプトに、撮影が上達する知識や技術、カメラ用品、サービス、撮影スポットなどを紹介しています。
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目次

紅葉を撮影するためのレンズ

紅葉を撮影するには、ボケを活かせる中望遠〜望遠の寄れるレンズがオススメです。

35mm換算で約90mm以上のレンズが良いでしょう。

「35mm換算ってなに?」と言う方は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

紅葉の撮り方

では実際に紅葉の撮り方について解説していきます。
流れとしては以下の通りです。

紅葉撮影の流れ

  1. 撮影準備
  2. 太陽の位置を確認する
  3. 被写体となる葉を見つける
  4. 枝の隙間から被写体をとらえる
  5. ピントを合わせる
  6. 位置を調整して構図を決める
  7. シャッターを切る

全部で7行程に分けましたが、慣れれば5秒くらいで撮れるようになりますよ(^^)

①紅葉の撮影準備

まず撮影準備として撮影モードを「絞り優先(A/Av)モード」に設定し、F値を最小〜5.6の間します。最初撮る際は開放(最小値)で良いでしょう。

②太陽の位置を確認する

次に太陽の位置を確認します。ポイントは太陽が紅葉の後ろから当たっている箇所に移動することです。
太陽が被写体の後ろ側にある「逆光」で撮ることにより、紅葉をさらに魅力的に写すことができます。

③被写体となる葉を見つける

形や色がキレイな主役にふさわしい葉っぱを、目視で見つけましょう。
この葉っぱをピントの合わせる被写体とします。

④枝の隙間から被写体をとらえる

被写体の葉っぱを目視で見つけたら、カメラを構えます。

この時、その主役の葉を「枝の隙間」からとらえるようにすると前ボケを作ることができます。

⑤ピントを合わせる

枝の隙間から葉っぱをとらえたら、その葉にピントを合わせます。

ピントの合わせ方のコツに関しては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

⑥位置を調整して構図を決める

最後に構図を決めるために位置を調整します。

逆光で撮る場合は背景の「玉ボケ」を最大限に意識しましょう。構図は三分割法を用いると、バランスを取りやすいです。

三分割法については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

⑦シャッターを切る

あとはこの状態でシャッターを切るだけです!

紅葉の写真 作例

今回解説した方法で私が実際に撮影した紅葉の写真をご紹介します。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
紅葉1
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
紅葉2
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

逆光で撮影すると葉っぱが透けるので、抜け感のある写真になります。
また太陽の配置の仕方によっても写りがガラッと変わりますので、色々な角度から試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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