夜の街を彩るイルミネーション。特にクリスマスの時期はいたるところでライトアップが実施されていますよね。
今回はそんなイルミネーションの幻想的な撮り方をイラストを使って解説します!
初心者の方もすぐに実践できるテクニックなので、ぜひ参考にしてみてください(^^)
イルミネーションを撮影するためのレンズ
イルミネーションを撮影するには「明るいレンズ」がオススメです。
明るいレンズとは口径(レンズの直径)の大きなレンズのことで、開放絞り値(F値)が小さいレンズです。
つまり単焦点レンズのほうが夜景撮影に向いています。
一般的に単焦点レンズはズームレンズと比べて「最小F値が小さい」というのが特徴です。
単焦点レンズを使用する場合は、35mm換算で90mmくらいの中望遠レンズが良いでしょう。ボケを活かした写真が撮りやすくなります。
「35mm換算ってなに?」と言う方は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。
単焦点レンズをお持ちでない方も、イルミネーションであれば、ズームレンズでも問題なく撮影できるので全然問題ないですよ(^^)
幻想的なイルミネーションの撮り方
では実際にイルミネーションの撮り方について解説していきます。
流れとしては以下の通りです。
イルミネーション撮影の流れ
- 撮影準備
- 電飾に近寄る
- 電飾にピントを合わせる
- ピントを合わせたまま、構図を決める
- シャッターを切る
順番に詳しく見ていきましょう。
①撮影準備
カメラの設定は「絞り優先(A/Av)モード」に設定し、F値を最小にします。
②電飾に近寄る
できるだけ電飾に近寄ります。ズームレンズの場合は望遠側の方がボケを生みやすくするので、ズームして電飾に寄りましょう。
③電飾にピントを合わせる
イルミネーションや電飾の場合は手前にピントを合わせるだけでも、良い感じの玉ボケを描写できることが多いです。
慣れてきたら、今度は逆に後ろの方にピントを合わせて手前をボカす「前ボケ」の写真にもチャレンジしてみてください!
④ピントを合わせたまま構図を決める
ピントを合わせたらそのまま構図を決めます。
構図に関しては「三分割法」を用いると、バランスを取りやすいです。
ピントの合わせ方と構図の考え方については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
⑤シャッターを切る
あとはこの状態でシャッターを切るだけです!
イルミネーションの写真 作例
今回解説した方法で私が撮影したイルミネーションの写真をご紹介します。
イルミネーションや電飾の光は、幻想的な雰囲気を演出してくれます。中望遠レンズだと玉ボケがキレイに出るので、撮ってて面白いです!
今回ご紹介した撮影方法はあくまで一例です。こちらで紹介した撮り方にとらわれず、自分なりの撮影方法をたくさん研究してみてくださいね(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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