この記事は「SIGMA 56mm F1.4 DC DN」の実機レビューになります。
仕様や実際の使用感、またこのレンズを使って撮影した作例も載せています。ぜひ参考にしてみてください(^^)
主な仕様
発売日 | 2018年11月22日 |
定価 | 57,000円 |
レンズタイプ | 大口径中望遠レンズ |
レンズ構成 | 6群10枚 |
焦点距離 | 56mm |
最短撮影距離 | 0.5m |
開放F値 | F1.4 |
フィルター径 | 55mm |
最大径 x 長さ | 66.5 x 58.1 mm |
質量 | 256g |
付属品 | レンズフード |
SIGMAの大口径3兄弟と言われる16mm・30mm・56mmの中で一番望遠のレンズです。
外見・カメラとの相性
単焦点レンズとしてはやや小さめ。
同じSIGMAの30mmのレンズよりも長さは短いですが、周囲が一回り太いです。
特長
SIGMA 56mm F1.4 DC DNの特長は主に3つです。
SIGMA 56mm F1.4 DC DNの特長
- 開放F値が「1.4」
- ボケ感が滑らか
- コストパフォーマンスの高さ
1. 開放F値が「1.4」
SIGMAレンズのラインナップ特長として一番に挙げられるのが開放F値が「1.4」という低さです。
上の写真はF1.4で撮影しました。かなり背景がボケているのがわかると思います。
またピントの合わせた隣の花びらも若干ボケていますね。
F値が低いとかなりとろけるボケを表現することができますが、ピント合わせも若干シビアになってくるのが特徴の一つでもあります。
2. ボケが滑らか
開放F値の低さと相まって、56mm(35mm換算で約112mm)の焦点距離を持っているため、かなりボケが滑らかです。
焦点距離112mmというのが最初は少し扱いにくいかもしれませんが、被写体にピントを合わせるだけ簡単にボケのある写真が撮れます。これが結構クセになりますね。
f1.4〜f5.0のボケ具合を比較してみました。
被写体との距離にもよりますが、比べるとf1.4はかなりボケているのがわかると思います。
ディテールを残したい場合はf3.2〜あたりまで絞ると良いでしょう。
3. コストパフォーマンスの高さ
SIGMAのレンズは総じてコスパが良いです。純正レンズにはない画角やF値を持ち、尚且つ描写力にも申し分ありません。
またレンズフードも付属しています。
レンズ自体はフォーカスリングがついているだけで、非常にシンプルな作りです。
デメリットを挙げると、フォーカスリングがゴム製なので好き嫌いがありそうです。
SIGMA 56mm F1.4 DC DNの作例
私が実際にSIGMA 56mmを使って撮影した写真をご紹介します。
望遠の圧縮効果を使った写真も撮れます。
水溜りのリフレクションを撮るのも面白いです。
木、とくにもみじは玉ボケの宝庫ですね。
紫陽花は暗い雰囲気が似合います。
中望遠レンズなので、やはりボケを活かした写真が得意です。
ほぼ開放で撮っちゃいます(^^;)
まとめ
SIGMAの単焦点レンズの中でも圧倒的にボケが際立つのが、この56mmのレンズです。
35mm換算で約112mmという画角に若干クセがありますが、普段見れない景色を撮ることができますよ。
SIGMA 56mm F1.4 DC DNに合うレンズプロテクターは「55mm」になります。
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