空を真っ赤に染める夕日は、何気なくカメラをむけて撮るだけでもドラマチックに写ります。
そんな夕日をさらに魅力的に撮るテクニックをイラスト付きで解説!
コツさえつかめば空を彩る夕日をもっと魅力的に撮ることができますよ(^^)
夕日を撮影するレンズ
夕日を撮影する際は夕日そのものだけでなく、周りの風景もいれることで「黄昏(たそがれ)」を感じさせる写真になります。
ですので、広角を撮影できるレンズのほうがオススメです。
夕日の撮影方法
では実際に夕日の撮り方を解説していきます!
流れとしては以下の通りです。
夕日を撮影する流れ
- 撮影準備
- 横に4分割したとき、3/4を空にする
- 縦に3分割したとき、線の上に太陽を置く
- 一番見てもらいたい箇所にピントを合わせる
- シャッターを切る
順番に詳しく見ていきましょう。
①撮影準備
撮影モードは「絞り優先(A/Av)モード」にして、F値8~11に設定します。
またホワイトバランスを「日陰」にすることで赤色が際立ち、燃えるような夕日を撮ることが可能です。
②横に4分割したとき、3/4を空にする
空の面積を大きく取りましょう。
夕日がキレイな日は画角の中に空を半分以上いれることにより、ダイナミックな写真を撮ることができます。
③縦に3分割したとき、線状に太陽を置く
次に太陽の位置についてです。
太陽が見える場合は三分割法を意識して、位置を調整します。
三分割法については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
④一番見てもらいたい箇所にピントを合わせる
広角で撮影する場合はピント合わせがおろそかになりがちですが、一番見せたい箇所にきちんとピントを合わせるようにしましょう。
雲の重なりだったら一番見せたい雲の箇所。人のシルエットだったら、一番見せたい人物など、目標とする被写体を決めます。
⑤シャッターを切る
あとはこの状態でシャッターを切るだけです!
夕日の写真 作例
今回解説した方法で実際に撮影した夕日の写真をご紹介します。
雲があると空に立体感が生まれて、さらに面白い写真が撮れます。
また夕日が沈んだあとのブルーアワー(空が濃い青になる状態)は絶好の「たそがれ時」です。さらに雰囲気の良い写真が撮れます。
「夕日沈んだから帰ろ」となる前に、少し待ってみて、幻想的な空の色を楽しんでみてください。
今回ご紹介した撮影方法はあくまで一例です。
参考にしていただけるのは非常に嬉しいですが、撮り方にとらわれず、自分なりの撮影方法をたくさん研究してみてくださいね(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。