春になって桜を見に行きたい!ついでに冬眠してたカメラを持っていこうと思うけど、桜ってどうやったら綺麗に撮れるんだろう。
気温も暖かくなり色んな花が咲いてくる春は、絶好の撮影時期です。
冬の間眠っていたカメラを取り出し、お花見に行く予定の方も多いのはではないでしょうか。
今回はそんな春の花の代名詞「桜」の撮り方を、イラスト付きでわかりやすく解説していきます!
カメラを持ってお花見にいく前に、ぜひ参考にしてみてください(^^)
桜を撮影するときのレンズ
桜を撮影するときは中望遠〜望遠の寄れるレンズがオススメです。
寄れるレンズを使うと、ボケ感が増し幻想的な写真が撮りやすくなります。
35mm換算で約90mm以上のレンズが良いでしょう。
「35mm換算ってなに?」と言う方は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。
桜を撮影する前の準備
撮影モードは「絞り優先(A/Av)モード」にして、F値を最小に設定します。
主役となる桜の見極め方
まず肉眼で形が整った桜の花を探し、それを目標の被写体とします。
上むきの枝だと、花びらが正面を向いていなかったり、撮影する際に奥行きがつきにくくなったりします。下向きの枝・花を狙うのがオススメです!
桜のピントと構図の決め方
主役となる桜を見つけたら、カメラを構えて花びらに寄ります。
このとき、花の「しべ(真ん中の部分)」にピントを合わせるようにします。
その状態で構図を決めます。
ここでは「三分割法」を使用して花の位置を調整します。
花の向いてる方向に空間を持ってくると、さらにバランスの取れた写真になりますよ。
三分割法とピントの合わせ方については以下の記事で詳しく解説していますので、併せて参考にしてみてください(^^)
天気がイマイチな日の桜撮影
桜は咲いている期間が短いです。撮りに行こうという日に限って天気がイマイチなこともしばしば。
曇りの日は今回ご説明した撮影方法で空などを入れずに撮ると、どんよりした雰囲気を極力なくすことができます。
桜の写真 作例
最後に今回の撮影方法を使った桜の作例をご紹介します。
上から順番に、河津桜、エゾヤマザクラ、ソメイヨシノです。
桜の種類によって色や形が若干異なるので、雰囲気もまた変わりますね。
少し引き気味で撮る場合も、下向きの枝を狙うと良い感じにおさまりやすいですよ。
今回ご紹介した撮影方法はあくまで一例です。一定の撮り方にとらわれず、自分なりの撮影方法をたくさん研究してみてくださいね(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。