【東京】下町の撮影スポット7選!映える写真が撮れる下町のスポットを地図付きでご紹介

東京には「下町」と呼ばれる場所が複数存在します。

昔ながらの家屋や商店が残る風景。そんな町並みを「下町情緒が溢れている」と表現することもありますよね。

今回はそんな東京にある下町エリアの撮影スポットを全部で7カ所ご紹介します!

実際に現地で撮った写真も掲載しているので、撮影する際の参考にしていただければ幸いです。

この記事を書いた人

つな

カメラ歴13年のハイアマカメラマン(自称)。現在の愛機はFUJIFILM。
このブログでは写真のある生活をコンセプトに、撮影が上達する知識や技術、カメラ用品、サービス、撮影スポットなどを紹介しています。
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目次

下町の撮影スポット7選

私が実際に撮影した東京の下町エリアは以下の7カ所です。

  1. 浅草
  2. 上野
  3. 巣鴨
  4. 谷中
  5. 柴又
  6. 立石
  7. 曳舟

地図に示したものがこちら↓

それぞれエリアごとに色分けしてスポットを振っています。
これらのスポットを実際に撮影した写真とともに解説していきます!

そもそも下町とは?

下町とは、都会の中でも低地にあり、店や小工場などが多く集まっている区域のことです。逆に高台にある町は「山の手」と呼ばれていた江戸時代。
JR山の手線も、当初は小高くなった地域のみで運行してたので、その名を付けられたとのこと(今は高低に関係なく線路が敷かれていますが)。

①浅草エリア

浅草は言わずと知れた東京の観光スポット。浅草寺を始め、歴史を感じる建物や通りがたくさんあります。

【浅草】①-1 仲見世商店街

浅草の仲見世商店街は、浅草寺までに繋がる商店街です。

常に観光客で賑わっており、お土産や飲食が軒並み連なっています。「仲見世」という商店街では日本一活気が溢れているのではないかと。

仲見世商店街

【浅草】①-2 伝法院通り

伝法院通り(でんぽういんどおり)も下町情緒溢れる浅草のスポットです。

仲見世商店街とはまた違ったグルメなお店も多いのも特徴ですね。

伝法院通り

【浅草】①-3 花やしき通り

浅草寺を左手に抜けると花やしき通りがあります。

浅草の遊園地「浅草花やしき」があるのもこの通りです。仲見世通りとはまた違った下町の雰囲気。人も少しまばらなので歩きやすいと思います。

花やしき通り

【浅草】①-4 新仲見世

新仲見世は仲見世商店街を横に逸れた場所にあるアーケード商店街です。

仲見世商店街と同様に土産屋や飲食店が連なっています。雰囲気的に仲見世は「江戸」、新仲見世は「昭和」なイメージです。

新仲見世

②上野エリア

上野で下町を感じられるスポットといえば「アメ横」と「上中(うえちゅん)」の商店街。

外国人向けのお店も多く、グローバルな下町エリアです。

【上野】②-1 上野アメ横商店街

アメ横は上野駅から隣の御徒町駅まで伸びる商店街です。正式名称はアメ横商店街連合会。

約400店もの店を有する商店街で、飲食店、鮮魚店、服屋などさまざまなお店が連なっています。とにかく活気がすごいです。

アメ横商店街
フィルムカメラで撮りました

【上野】②-1 上野中通り商店街

上野中通り商店街、通称「上中(うえちゅん)」はアメ横と並行してある通りです。

「芸術の香り豊かな歴史ある商店街」というスローガンをうたっており、アメ横の活気と比べると少し落ちついているかなという印象。芸術の香りがあるかはよくわからないです。笑

上中(うえちゅん)

③巣鴨エリア

「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨。

地蔵通商店街という下町感が溢れる大きな商店街があり、実際には世代問わず楽しめる人気のスポットです。

【巣鴨】③-1 巣鴨地蔵通商店街

JR・都営三田線巣鴨駅からすぐのところにある巣鴨地蔵通商店街。

観光客向けのお店と、地域の方が利用するような昔ながらの商店が混在しており、巣鴨ならではの下町の雰囲気を味わうことができます。

地蔵通商店街入り口
巣鴨のご当地キャラ「すがもん」

【巣鴨】③-2 とげぬき地蔵尊 高岩寺

とげぬき地蔵尊 高岩寺(こうがんじ)は巣鴨地蔵通商店街の中にあるお寺です。

「とげぬき」の名称は、ある女性が誤って針を飲み込んでしまい、地蔵尊の御影(みかげ)を飲み込んだところ、針を吐き出すことができたという伝説に由来しています。

そのため、とげぬき地蔵のお札「御影」は飲むことができるのです。(食べても害がない素材でできています)

とげぬき地蔵尊 高岩寺

④谷中エリア

谷中は東京都台東区に位置し、JR西日暮里駅・JR日暮里駅・東京メトロ千駄木駅の中間あたりに位置するエリアです。

このあたりは谷中・根津・千駄木を合わせて「谷根千(やねせん)」と呼ばれたりします。下町情緒溢れる商店や、お店も多いのが特徴です。

【谷中】④-1 谷中銀座商店街

谷中銀座(やなかぎんざ)は1950年代から続く昔ながらの商店街。

コンパクトな商店街ですが、外国人観光客も多く、休日はかなりの賑わいを見せています。

谷中銀座

【谷中】④-2 よみせ通り

谷中銀座に隣接するのが「よみせ通り」です。

ここにも商店街が連なり、谷中銀座と並んでちょっとした観光地となっています。

⑤柴又エリア

柴又は「男はつらいよ」の舞台。

下町と呼ばれる場所にはぴったりの場所で、昔にタイムスリップしたような雰囲気を味わえるのが特徴です。
都心から少し離れているので、大きな建物がないのもその雰囲気を一層引き立てていますね。

【柴又】⑤-1 帝釈天参道

帝釈天参道(たいしゃくてんさんどう)は柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん)というお寺に続く参道です。

駅前からすぐのところに位置し、下町情緒の空気感が漂う屈指のスポットになります。

帝釈天参道

【柴又】⑤-2 柴又帝釈天

参道を抜けると柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん)というお寺に着きます。

帝釈堂の内外には数多くの彫刻が施されているのが特徴のお寺です。

柴又帝釈天
拝観料を払うと彫刻ギャラリーと庭園が見れます

⑥立石エリア

立石は観光地化しているわけではなく、まさに生活の中に溶け込んでいる下町。

ただ立石周辺は再開発が決まっており、2023年秋から一部の商店街の解体が順次始まります。
2028年には駅前にタワマンや新たな商業施設が誕生するとのことです。

駅の北口通りはプレハブで覆われていました(23年10月撮影)
全てのお店に工事用の囲いがされています

【立石】⑥-1 立石駅通り商店街

京成立石駅の南口にあるのが駅通り商店街です。アーケード街になっていて、日用品店や飲食店が連なっています。

アーケード商店街のごちゃっとした感じが良いですね。

踏切の目の前にあります
立石駅通り商店街

【立石】⑥-2 立石仲見世通り

同じく駅南口側にある立石仲見世通りは、駅通り商店街と並列するアーケード商店街です。

こちらの方がやや古めのお店が多く、シャッターが目立ちます。もちろん現役で営業しているお店もあり、行列ができる有名飲食店もあるとのこと。

立石仲見世通り
日曜の昼間。ややシャッターが目立ちます
仲見世の中でも一際目立つ行列
行列の正体は立ち食い寿司屋の「栄寿司」

⑦曳舟エリア

曳舟(ひきふね)は墨田区にある下町情緒が残るエリアです。

東京スカイツリーからもほど近く、過去と現代が入り混じった景観が見られるのも特徴。

曳舟自体は観光地としてそれほど発達しているわけではなく、純な下町です。

【曳舟】⑦-1 キラキラ橘商店街

曳舟にある昭和レトロなキラキラ橘商店街。

シャッターが閉まっているお店も多くありましたが、それでも人通りはちらほらと。もちろん現役で営業しているお店もあります。

イベントなども定期的に開催されているようで、地域活性化の一環としての商店街の形があるように感じられました。

キラキラ橘商店街
商店街の昔の様子を写した等身大パネルが。何かのイベントかな
「これ私だ」と言っていたおばあちゃん
ご当地アイドル的なのもいるようです
商店街の近くからはスカイツリーも見えます

【曳舟】⑦-2 鳩の街通り商店街

キラキラ橘商店街と逆に位置する「鳩の街通り商店街」。

ここは商店街というより、住宅街に近い印象がありました。現在営業している店舗があまりないです。

少し物寂しさを感じる地域ですね。

鳩の街通り商店街入り口。かなり狭い路地です
鳩、いました
やってない店舗の中を見ると、昭和なテレビが
近くからスカイツリーも見えます

まとめ

今回ご紹介した下町エリアの撮影スポットを再度まとめました↓

下町と言えど、観光地として活性化しているエリアと、地域の中でひっそりと佇む下町エリアがあります。また建物の老朽化によって取り壊しや再開発を余儀なくされる地域も。

時代の流れとともに街の景観も変わっていく。そんな当たり前の中でも、当時の雰囲気のまま残り続ける下町エリアの魅力とスポットをご紹介しました。

一足踏み入れればまるで昔にタイムリップしたかのよう。そんな空間に浸れるのが下町の良いところですね。

東京の下町を撮りたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

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