FUJIFILM「X-E4」を購入。その魅力とは何なのか

  • URLをコピーしました!

今までOLYMPUSのカメラで生きてきた自分ですが、この度初めてFUJIFILMのカメラ「X-E4」を買いました。

OLYMPUSとマウントも異なる、FUJIFILM。なぜNikonやCanon、なぜSONY、ペンタックスではなくFUJIFILMなのか。その魅力に取りつかれた理由についてお話しします。

この記事を書いた人

つな

カメラ歴14年のハイアマカメラマン(自称)。現在の愛機はFUJIFILM。
このブログでは写真のある生活をコンセプトに、撮影が上達する知識や技術、カメラ用品、サービス、撮影スポットなどを紹介しています。
さらに詳しく

目次

なぜFUJIFILMなのか

FUJIFILM X-E4(XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS)

FUJIFILM X-E4を買おうと思ったキッカケは主に3つです。

  1. フィルムシミュレーション機能搭載
  2. 「きちんと撮る」感のあるカメラ
  3. 外見がとても好き

1. フィルムシミュレーション機能搭載

FUJIFILM X-E4(XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS)

フィルムシミュレーション機能とは、その名の通り「フィルムカメラで撮ったような写真」を再現できる機能です。

FUJIFILMはフィルムメーカーなだけあって、フィルム独特の色味をデジタルでも出せるような機能をカメラに搭載しています。これはFUJIFILM製カメラの最大の特長と言ってもいいでしょう。

またフィルムシミュレーション機能と同時に、カメラ内で色、明度、粒度などの設定をすることにより、より自分好みの写真を撮ることができます。

そして私は「フィルム感のある写真」が好きです。今までも撮った写真をLightroomで編集し「フィルムちっく」に仕上げることが多いです。

なので、撮った写真を後からフィルム風にするのは可能だし、その「補正する作業」も写真の楽しみのひとつです。

撮った写真が多いと補正が面倒

FUJIFILM X-E4(XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS)

しかし撮影した写真でお気に入りが多いほど、それだけの量を補正する作業が若干「メンドクサイ…」ということもありました。
お気に入りが多いということは、言い換えれば撮るのが上手くなったということですね!(自惚れ)

そして「どうせフィルム風にするなら最初からフィルム風で撮りたい」と感じるようになってきたのです。

ならフィルムカメラを買おうかな?と思ったのですが、フィルムカメラはその名の通りフィルム代と現像代がかかります。ランニングコストありきのカメラなんですよね。そこが若干ネックでした。

しかしなんだかFUJIFILMのデジタル一眼カメラは「フィルムちっくな仕上がり」になるらしい。そう考えるようになってから、いつも頭の片隅にはFUJIFILMの存在がありました。

なぜフィルム感のある写真が好きなのか?

FUJIFILM X-E4(XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS)

フィルム感のある写真が好きな理由。それは「記憶のような一枚」が撮れるからだと思います。

記憶のような写真とは「どこか懐かしく、想像力がかき立てられる写真」です。
色が鮮やかな写真も綺麗で嫌いではないのですが、趣味として撮る写真では、淡く、ちょっと色の薄い古っぽい写真が好み。

フィルムシミュレーションは、そんな写真を撮れる機能なのです。

2.「きちんと撮る」感のあるカメラ

FUJIFILMのカメラはダイヤル操作が特徴的です。

ファーストインプレッションは「ナンジャコリャ」でした。

なんですかこのダイヤルは。けしからん

特に撮影モードの切り替え。普通は最低でもA、S、P、Mの4つがダイヤルにありそうなもんですが、FUJIFILMのカメラはめちゃめちゃ数字が書いてます。

そしてこの数字が表すのは「シャッタースピード」です。

いつもAモードでシャッタースピードはオート任せで撮ることが多い自分。このダイヤルは衝撃でした。
シャッタースピードってそんないじる?と。

「ならばこの機会に」と思い、シャッタースピードをごにょごにょして撮ったりしました。
まぁ結果、撮影するときのもたつきといったらもう…。

ここで改めて思い知らされたのが「シーンによって最適なシャッター速度と絞りの関係の理解が甘い」ということです。

むやみやたらに撮らせないカメラ

FUJIFILM X-E4(XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS)

絞りオートの場合、考えるのは「絞り」だけで良いため、さほど難しいことはありません。

ボケさせたければ絞りを開放気味にして、パキッと撮りたければ絞れば良いのです。それに合わせてシャッター速度が自動で決まり、最適な明るさで写真を撮ってくれます。

これはこれで現代のカメラの便利な機能。使わないに越したことはないのですが、設定が簡単な故にパシャパシャ撮っちゃうんですよね。もう無駄な写真の多いこと。

撮影時は被写体はもちろんですが、カメラにも意識を向けてシーンに合わせた、そして自分のイメージする写真に近いものが撮れるように設定を調整することの大切さを改めて思い知らされました。

3. 外見がとても好き

シンプルイズベスト…いや削ぎ落としすぎ?笑

これも本当に好みの問題なんですがX-E4の外見に惚れました。

一言で言うとスタイリッシュ。無駄なものを削ぎ落としたシンプルさ、コンパクトさ、無骨さが見ていてたまらなくアガるカメラだなとおもいます。

そして無駄なものを削ぎ落とした故の「持ちにくさ」「操作のしにくさ」も確実にあり…笑

カメラに限らずですが、見ていて・所持していてテンションが上がるものは、それだけで幸福度が増します。

そして「大事に使おう」とも思いますし、たくさん使いたいとも思います。これがまたカメラ欲を掻き立てて、さらに良い写真が撮れるんじゃないかと思っています(同時にカメラやレンズ、アクセセリーなんかも揃え出してお金も無くなります)。

実際X-E4はその外見故にドレスアップをかなりしたくなります。
ドレスアップというのは、ストラップにこだわったり、レンズフードにこだわったり、見た目の良いレンズが欲しくなったり、などなど………。やっぱりお金がかかる。笑

アガるカメラと実用的なカメラ。その使い分け

FUJIFILM X-E4(XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS)

私のここ数年のメイン機はOLYMPUSの「OM-D E-M1 MarkⅡ」です。

そして新たにFUJIFILMのX-E4を使ってみて、処理能力や連射速度、AF性能などはE-M1 MarkⅡの方が確実に上だなと感じました。まぁ当時の値段だと倍くらい高いですしね…。

そして何と言ってもE-M1 MarkⅡに限らず、マイクロフォーサーズ機は手ブレ補正が強力です。そして防塵防滴。これらが強みですね。

タフネスさ、被写体の汎用度で行ったらOM-Dが上です。
しかし、日常のスナップ撮影はコンパクトなX-E4が最高にマッチしているかなと感じます。

今までその立ち位置だったのがOM-D E-M5 MarkⅢだったのですが、こいつの出番が少なくなりそうな予感(^^;)

新しいカメラやレンズを買うと、新鮮味がかなり増します。
これは写真の知識や技術、そして写真を楽しむ気持ちを向上させる上で良いことだなと改めて感じました。

シェアする
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次