エモさ満点!オールドレンズを使った撮影方法をイラストでわかりやすく解説

オールドレンズを使って写真を撮ってもあまりうまくいかない…。どうやったらエモい写真が撮れるの?

そのような疑問にお答えします!

オールドレンズは近年売られているハイテクなレンズと比べて、レトロでエモーショナルな描写が再現できるという特徴があります。

しかしオールドレンズはレンズ自体の操作の難しさもさながら、写真を撮っても「なんか違う…」と感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事はオールドレンズで撮影する際のポイントを、図とイラストを用いてわかりやすく解説します!
ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人

つな

カメラ歴13年のハイアマカメラマン(自称)。現在の愛機はFUJIFILM。
このブログでは写真のある生活をコンセプトに、撮影が上達する知識や技術、カメラ用品、サービス、撮影スポットなどを紹介しています。
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目次

オールドレンズを使ったエモい写真を撮る方法

オールドレンズはその持ち味で、柔らかい玉ボケと太陽フレアを描写することができます。

Helios-44-2 58mm F2

オールドレンズを使って上記のような写真撮り方を解説していきます。

①カメラ・レンズの設定

  • カメラ:絞り優先(A)モード
  • レンズ:F値最小

カメラのモードは「絞り優先モード(A)モード」に設定します。

オールドレンズは絞りリングを回してF値を最小にします。

②撮影ポイントを探す

次に撮影するポイントを探します。
最適なポイントは逆光で背景が玉ボケになりやすそうな位置です。

玉ボケを作るポイント

太陽の方向に木がある場合、葉っぱの隙間から漏れる光で玉ボケを簡単に作れます。

③被写体のピント合わせ

撮影ポイントが決まったらレンズのピントリングを回し、被写体にピントを合わせます。
その際被写体にピントが合い、かつ背景が玉ボケになる位置を前後に動いて探します。

カメラ内部の「ピーキング機能」を使うと、よりピントを合わせやすいです。

ピーキング機能とは手動でピントを合わせる際の補助機能です。ピントが合っている箇所が色でわかるようになるので、マニュアルフォーカスでとても役立ちます。

最近のカメラでは標準で備わっているので、ぜひ設定してみてください。

④レンズの角度を調節する

ピントが合い、背景が玉ボケになる位置を確認できたら、次はフレアを発生させてみましょう。

具体的には、太陽に向かってレンズの角度を微調整します。斜め上あたりに太陽をもってくると、綺麗なフレアが発生しやすいです。

⑤場合によってF値を調整する

レンズの絞り具合によってもフレアの出方が変わります。

F値最小(開放)状態で明るすぎてフレアがよく見えないと思ったら、F値を少し上げてみましょう。

ここだ!と思ったところでシャッターを切ります。

オールドレンズで撮影した作例

最後に私が実際オールドレンズで撮った写真を載せました。
使用レンズは「Helios-44-2 58mm F2」です。

Helios-44-2 58mm F2
Helios-44-2 58mm F2
Helios-44-2 58mm F2
Helios-44-2 58mm F2
Helios-44-2 58mm F2
Helios-44-2 58mm F2
Helios-44-2 58mm F2
Helios-44-2 58mm F2

柔らかな玉ボケとフレアが発生するのは現代のレンズにはない特長ですね。
試行錯誤して写真を撮るという楽しみを味わうことができるのもオールドレンズの魅力です。

オールドレンズをお持ちの方は、ぜひ今回ご紹介した撮影方法を試してみてください(^^)

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