大都会東京の象徴的な街、新宿。
摩天楼のような「超高層ビル群」、夜の歓楽街「歌舞伎町」、都会のオアシス「新宿御苑」など、さまざまな街の色を持っているのが特徴です。
今回はそんな新宿でおすすめの撮影スポットを12箇所ご紹介します!
実際にその場所で撮影した写真もそれぞれ掲載していますので、ぜひ撮影時の参考にしてみてください。
新宿の撮影スポット12選
私がおすすめする新宿の撮影スポットは以下の12ヶ所です。
- JR新宿駅前
- Suicaのペンギン広場
- 西新宿の店舗群
- 新宿NSビル
- 東京都庁
- 東通りから見た中央通り
- 新宿アイランドタワー付近
- 高層ビル群の隙間
- 新都心歩道橋
- 西武新宿駅前通り
- 歌舞伎町
- 新宿御苑
地図に示したものがこちら↓
これらのスポットを実際に撮影した写真とともに解説していきます。
①JR新宿駅前
JR新宿駅前は人の行き来がすごいです。接続する私鉄の乗降人数も含めると、1日あたり約350万人が利用するとのこと。
駅の利用人数としては国内一位。ギネス世界一にも認定されました。すごすぎる。
…と、駅のうんちくはさておき、ここでの撮影スポットはJR新宿駅前の甲州街道です。
道幅がかなり広く、駅前の人の流れを撮影するのに持ってこいな場所。隣接する「バスタ新宿」の3階、4階からも駅前を見下ろすことができます。
また甲州街道にかかる歩道橋からも駅前を一望することができますよ。
地上からも、ちょっと登ったところからも撮影できるのがJR新宿駅前の魅力です。
②Suicaのペンギン広場
Suicaのペンギン広場は「バスタ新宿」の裏に位置する、ちょっとした広場です。
新宿駅・バスタ新宿と直結しており、ちょっとした憩いの場所になっています。
行き交う電車を直下に眺めることができ、なかなか面白いです。
横にはタイムズスクエアのビルやドコモタワーがそびえたっており、新宿らしさも感じられますね。
鉄ヲタにもたまらない場所だと思います。
③西新宿の店舗群
西新宿には家電量販店や居酒屋がごちゃっとしたエリアがあります。このごちゃっと感が写真映えして良いのです。
こういうごちゃっとしたエリアは東京の別の地域でも見られることが多いですが、新宿の特徴は奥に高層ビルが建ってるところですね。
このあたりは夜に撮影しても面白そうです。
④新宿NSビル
新宿NSビルは東京都庁に程近い高層ビルのひとつです。
見た目は他の高層ビルとそこまで変わりないのですが、内装がかなり特徴的。30階まであるビルの天井はガラス張りになっており、階層部はすべて吹き抜けになっています。
つまり1階から上を見上げると30階の天井まで見えるという。29階にのみ渡り廊下が横切っています。
29階はレストランとなっています。最上階(30階)に一般の人は入ることはできません。
⑤東京都庁
都庁は地上48階の超高層ビル。バブル景気の最中に計画された当時日本一の超高層ビルでした(今は国内にさらに大きなビルがあります)。
東京都庁の一番の特徴は、45階(地上202m)にある展望室に無料で登れるということです。
南展望室と北展望室の二つがあるのですが、北展望室は現在ワクチン接種会場となっているため利用することができません(2023.2月時点)。
イベントに伴い利用できない日時もありますので、詳しくは下記公式HPを確認してみてください↓
⑥東通りから見た中央通り
ここでちょっとマニアックなスポットのご紹介。
中央通りという地下鉄が走っている通りがあるのですが、その上に東通りという道路が重なっています。
この東通りは中央通りより一段高い位置にあるため、上から行き交う人々や車を撮影することができるというスポットです。
個人的にこういうスポットは好きなのですが、あまり新宿味は感じないかも笑
⑦新宿アイランドタワー付近
新宿アイランドタワーは、外に「LOVE」のオブジェがあるスポットです。「LOVEのオブジェ」と聞くと「あぁ、あれか」と思う方も多いのではないでしょうか。
また目の前の交差点は、映画「君の名は」のオープニング(前前前世が流れるシーン)で登場した交差点(新宿警察署裏交差点)なんかもあります。
交差点の上には円形に信号が設置されていて、かなり特徴的。
関東で円形に信号機が設置されてる場所はココか、みなとみらい赤れんが倉庫近くにある「新港サークルウォーク」くらいではないでしょうか。
確か札幌にも円形歩道橋があったはず…(と北国出身者は語る)。
⑧高層ビル群の隙間
「超高層ビル群の隙間!」と感じるスポットは「池のオブジェ」がある場所です。損保ジャパンと野村ビルの間ですね。
ビル風がかなり強烈で前髪がなくなります。
⑨新都心歩道橋
新都心歩道橋は、新宿の繁華街の街並みを遠目に一望できるスポットです。
望遠レンズで切り取ると良さそうですね。
自分が撮影した日も、大砲のようなレンズで新宿の街をぶち抜いているカメラマンが佇んでいました。
望遠レンズがなければ歩道橋を降りた先で撮影するのも良いですよ。
⑩西武新宿駅前通り
西武新宿駅前で特徴的なのは「ユニカビジョン」です。ここも「君の名は」のワンシーンで出てきました。
ここから見える超高層ビル群もまた、大都会を感じますね。
JR新宿駅前と違って、すこしゴチャッとしてます。また雰囲気が違って良いですね。
⑪歌舞伎町
言わずと知れた大都会東京の大人向けナイトスポット「歌舞伎町」。
夜の繁華街なだけあって、日が暮れた後の撮影がオススメです。
夜の歌舞伎町はかなり盛り上がっています。変な人に絡まれないようにだけ注意。
⑫新宿御苑
新宿御苑は都民のオアシス。広大な敷地内に整備された芝生エリアがあり、所々に季節の植物が植えられています。
春には園内に桜も咲きます。特に日本庭園エリアに植えられている早咲きの「薩摩寒桜」は例年2月中旬ごろに見頃を迎えるため、一足早い春を感じることも。
撮影スポットも多くあるので、新宿御苑で1日過ごすのもオススメですね。
新宿の撮影スポット12ヶ所の回り方
今回ご紹介した番号順に行くと効率よく回ることができますが、1日ですべて回るのはかなり体力がいると思います。
そこで回り方を3パターンご紹介します。
モデルルート1
(街撮りメイン)
モデルルート1は今回ご紹介したスポットの⑪歌舞伎町、⑫新宿御苑を外したルートです。
この二つを外せば半日ほどで回ることができます。
- ①〜⑩を順番に回る
モデルルート2
(自然・夜の街メイン)
モデルルート2は1と逆で、新宿御苑と歌舞伎町だけを行くルートです。
- 昼過ぎから⑫新宿御苑へ行く
- 夜に⑪歌舞伎町へ繰り出す
モデルルート3
(全部行く)
モデルルート3は結局全部行きたい人です笑
午前中から行動すれば、全て回ることは可能でしょう。
- 午前中に⑫新宿御苑に行く
- ①〜⑩を回る
- 夜に⑪歌舞伎町へ繰り出す
補足:新宿の撮影禁止スポット
新宿には撮影禁止のスポットもいくつかあるのでご紹介しておきます。私が把握している撮影禁止のスポットは以下の2箇所です。
- 新宿西口思い出横丁(西新宿1丁目2)
- 新宿ゴールデン街(歌舞伎町1丁目1)
どちらも飲食店が軒並み連なるスポットです。ここでの撮影は許可が必要&有料になります。
写真が映えるからといって、無断で撮影しないようにしましょう。
まとめ
新宿は一つの街の中でさまざまな顔を持つ撮影スポットがあります。
自分のなかでも「とりあえず新宿に行けば何かしら良い写真が撮れる」という安心感はありますね。笑
参考にしていただければ幸いです!
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