カメラのシャッタースピードとは?初心者の方にもわかりやすく基本を解説

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カメラの設定でよく耳にするシャッタースピード

実は、写真の明るさと被写体のブレ方を決める、とても重要な要素です。

「なんとなく難しそう」と感じて、オート任せにしている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、シャッタースピードの基本的な考え方を解説します!
シーン別の目安や、手ブレを防ぐコツもあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人

つな

カメラ歴16年のカメラマン。FUJIFILMをメインに使っています。
このブログでは写真のある生活をコンセプトに、撮影の知識や技術、カメラ用品、写真に関連するサービス、撮影スポットなどを紹介しています。
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目次

シャッタースピードとは?

シャッタースピードとは、カメラのシャッター幕が開いている時間のことです。

この時間の長さによって、センサーが光を取り込む量が変わります。シャッタースピードが遅いほど、光を取り込む時間は長くなるということです。

逆に速いほど、光を取り込む時間は短くなる仕組みです。

シャッタースピードの数値の読み方

シャッタースピードは「1/1000秒」のような分数で表記されます。

数値が大きいほど(1/1000など)シャッターが開く時間は短くなり、逆に数値が小さいほど(1/30など)シャッターが開く時間は長くなります。

1秒より長い場合は「1″」「2″」のように、秒数そのもので表記されることが多いです。

さらに長時間の露光には、シャッターを開けっぱなしにできるバルブ撮影という機能もあります。

シャッタースピードで変わる2つの効果

シャッタースピードが写真に与える影響は、大きく分けて2つあります。

明るさ」と「被写体のブレ方」です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①写真の明るさが変わる

シャッタースピード10秒で撮った星空

シャッタースピードが遅いほど、光を取り込む時間が長くなります。そのため、写真は明るく仕上がります。

逆にシャッタースピードが速いと、光を取り込む時間が短くなり、写真は暗くなりやすいです。

暗い場所での撮影では「シャッタースピードを遅くして明るさを確保する」という考え方が基本になります。

②被写体のブレ方が変わる

シャッタースピード1.8秒撮った人の動き

シャッタースピードは、動きの表現にも大きく関わります。

速いシャッタースピードは、動いている被写体をピタッと止めて写せます。
スポーツや子どもの動きなど、瞬間を止めたいシーンに向いています。

一方、遅いシャッタースピードは、動きをあえてブレとして表現できます。
水の流れをなめらかに写したり、光の軌跡を描いたりするスローシャッターの考え方です。

「止める」か「流す」か、狙いに合わせて選ぶのがポイントです!
同じ被写体でもシャッタースピード次第で全く違う写真になりますよ。

シーン別・シャッタースピードの目安

15秒露光した花火

とはいえ、数値だけを見てもピンとこないと思うので、以下に代表的な撮影シーンごとの目安をまとめてみました。

スクロールできます
シーンシャッタースピードの目安ポイント
スポーツ・子どもの動き1/1000秒〜1/500秒動きをピタッと止めたい
ポートレート1/250秒〜1/125秒自然な表情を止めて写す
夜景1秒〜数十秒光を長く取り込み明るく写す
水の流れ・滝1/4秒〜1秒水の流れをなめらかに表現
花火2秒〜10秒光の軌跡をしっかり写す

※あくまで目安なので、明るさや被写体に応じて調整してください。

手ブレを防ぐための考え方

シャッタースピードを遅くすると、明るさは確保できますが、手ブレのリスクも高まります。

手持ち撮影の場合、目安となるのが「1/焦点距離」秒というルールです。たとえば50mmのレンズなら、1/50秒より遅いシャッタースピードで手ブレしやすくなります。

望遠レンズになるほど、この目安の数値は速くなる点に注意してください。

最近のカメラやレンズには手ブレ補正機能が搭載されているものも多いです。
手ブレ補正があれば、この目安よりも遅いシャッタースピードでも撮影しやすくなります。

三脚が必要になる目安

1秒を超えるような遅いシャッタースピードでは、手持ち撮影は至難の業です。

夜景や花火、スローシャッターでの表現には三脚がほぼ必須となります。

しっかりとした三脚を使うことで、手ブレを気にせず長時間露光をすることが可能です。

カメラの設定モードとシャッタースピード

シャッタースピードを自分で決めるには、カメラの撮影モードを切り替える必要があります。
代表的なのがシャッター優先モード(S/Tv)です。

シャッタースピードだけを自分で設定し、絞りはカメラが自動で調整してくれます。

「動きを止めたい」「あえて流したい」など、狙いが決まっているときに使いやすいモードです。

さらに細かく設定したい場合はマニュアルモード(M)を使います。シャッタースピード・絞り・ISO感度をすべて自分でコントロールできる分、難易度は上がります。

まずはシャッター優先モードから試してみるのがおすすめです!

ISO・絞りとの関係(露出の三角形)

ここまで紹介してきたシャッタースピードは、露出を決める要素のひとつに過ぎません。

写真の明るさは、シャッタースピード・絞り(F値)ISO感度の3つの組み合わせで決まります。
この関係は「露出の三角形」と呼ばれ、写真の基礎として欠かせない考え方です。

シャッタースピードだけを理解していても、実際の撮影では思い通りの写真になりにくいことも多いです。

そのため絞りやISO感度についても、あわせて理解しておくと設定の幅がぐっと広がります!

以下の記事も参考にしてみてください。

まとめ

シャッタースピードは、写真の明るさと被写体のブレ方を決める重要な要素です。
速いシャッタースピードは動きを止め、遅いシャッタースピードは動きを表現できます。

  • 速いシャッタースピードは、動きをピタッと止めて写せる
  • 遅いシャッタースピードは、動きをブレとして表現できる
  • 遅くするほど写真は明るくなるが、手ブレのリスクも高まる
  • 迷ったら、まずはシャッター優先モード(S/Tv)から試す

数値を覚えるより、まずは実際に撮って違いを体感してみるのが上達への近道です!
ぜひ色々なシャッタースピードで撮り比べてみてください。

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