写真の構図がいつもありきたりな感じがしてつまらない…。他にもっと目を引くような写真が撮りたいなぁ。
写真を撮る際にの重要な要素のひとつに「構図を考えること」があります。
同じ風景を撮ったとしても、構図によって見違えるほどの写真になることもしばしば。
そんな構図の中で今回は「額縁構図」という構図の考え方について詳しく解説していきます!
個人的にこの構図は「カメラ上級者感」があって、結構好きです。笑
額縁構図とは?
額縁構図はその名の通り、額で囲まれたような構図のことです。
この額の中心にあるものを一番写したい「主題」として、額は装飾の役割を果たす「副題」になります。
額縁構図が使えそうなシーン
一番身近でこの額縁構図が使えそうな場所は「木」のある風景です。
この木を使って額縁構図を作ってみましょう。
例:木を使った額縁構図
①木に近寄り、枝の隙間から撮りたいものを覗くように構えます。
②主題(ここでは山が主題)が葉っぱや枝に被らないような位置を探します。
③主題にピントを合わせて、副題である葉っぱや枝をボケさせます。
④その状態でシャッターを切ります。
額縁構図の作例
以上解説した額縁構図の実際の写真です。
「山」を主題にして、「木」を副題にしています。
「額縁構図」と言うときっちり四角で囲まれている感がありますが、実際は主題を囲むように副題があるという感じですね。
他にも「船」を主題にして、「葉っぱ」を副題にしたり
「人」と「鳥居」なんかも
「富士山」と「桜」は相性抜群ですね。
「被写体を真ん中に置いて、周りを装飾する」という意識で撮ると、自然と額縁のような構図になりますよ。
まとめ
額縁構図は基本的な構図である「三分割法」などと比べると、少し難易度が高い構図かもしれません。
それゆえに、ハマると納得のいく写真がバッチリ撮れます!
「最適な構図の位置を探す」というのも、写真を撮る醍醐味ですね。
ぜひ試してみてください(^^)
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