CP+2023に行ってきた!会場の様子と見どころをレポート

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カメラと写真のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」がパシフィコ横浜で開催中です。
期間は2/23(木)〜2/26(日)。

コロナの影響で20年、21年、22年とリアル開催が出来なかったCP+。4年ぶりにパシフィコ横浜に帰ってきました。

今回初日に会場入りすることができたので、その様子と(個人的な)見どころをレポートしていきます。

この記事を書いた人

つな

カメラ歴14年のハイアマカメラマン(自称)。現在の愛機はFUJIFILM。
このブログでは写真のある生活をコンセプトに、撮影が上達する知識や技術、カメラ用品、サービス、撮影スポットなどを紹介しています。
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目次

CP+について

「Camera・Photo」の頭文字を取ってCP。写真や映像の楽しさを、見て、触って、仲間と共感できる、世界中のカメラファンが集まるイベントです。

2023年のプロモーション動画はこちら↓

かなり若者向けなムービーだなと思いました。個人的にこのイラストの感じ、めっちゃ好きです。

今年度の開催テーマは、「見つけた、新しいわたし」です。新しい仲間との出会い、新鮮な体験、そしてカメラや写真の触れることで、これまで気づかなかった自分の発見や自己表現の楽しさに目覚めはじめる。そんなきっかけづくりの場を目指します。

CP+公式サイトより

CP+の会場は「パシフィコ横浜」です。みなとみらい駅から歩いてすぐのところにあります。

パシフィコ横浜

でかい地図をもらい、いざ入場!

ちなみに入場には事前登録が必要です。

TAMRONのブース

入場ゲートから入るとすぐのところにあるのがタムロンのブースです。

タムロンのブース

いきなり「タムロンどした?」と感じたねぷた仕様。
他社のブースと比較してもタムロンだけかなり異彩を放っていました。

タムロンでちょっと気になった、未発売のXマウント用「11-20mm F2.8」。広角レンズとしては使い勝手が良さそう。

ただこのレンズは絞りリングがないため、フジユーザーにとってはちょっと慣れが必要かも。

タムロンのXマウントで言うと「18-300mm」という超絶便利ズームも気になるところ。

COSINAのブース

次に目に入ってきたのは「コシナ」のブースです。個人的に今回のCP+の目的の一つでもあったコシナのブース。

先日発表されたフォクトレンダーブランドのXマウント用交換レンズ「NOKTON 35mm F0.9」「ULTRON 27mm F2」が試せるとのこと。

NOKTON 35mm F0.9

X-E4にNOKTON 35mm F0.9を装着
NOKTON 35mm F0.9(f0.9)

F値0.9のレンズって初めて使いましたが、ボケ半端ないっす…。
ただコシナのレンズはAF機能がないため(その分価格も安いのだけど)MFでピント合わせるのが難しそうだなと感じました。

普段全くMFで撮影しないから、カメラのピーキング機能を咄嗟に探すことすらできなかった笑

ULTRON 27mm F2

ULTRON 27mm F2は小型のパンケーキレンズです。

ULTRON 27mm F2
ULTRON 27mm F2(f2.0)
ULTRON 27mm F2をX-E4に装着

X-E4にはかなりマッチするレンズ。ただパンケーキレンズのMFはちょっと操作しにくかったかなぁ。

同じ画角だと、純正のXF27mm F2.8が該当しますね。ただF値はコシナの方が低いです(F2)。

SONYのブース

ソニーは会場内で1、2位を争うブースの広さでした。

まず被写体モデルさんが何名も立ってらっしゃるんですもん。そりゃみんな集まってきて撮りますわ笑

後ろは望遠レンズを試せるエリア
パフォーマーさんまで

こんなに被写体モデルさんがいるとは聞いてなかった…。

普段ポートレートを撮る機会があまりないため、こんなチャンスあまりないですね。とりあえず万能な18-55mm一本で来たけど、全然距離が足りない笑
望遠レンズを持ってくるべきでした。

ソニーの機材群

Nikonのブース

ニコンのブース。ここで写真撮ってたらスタッフの人が「ロゴと一緒にお撮りしましょうか?」と声をかけてきてくれました。
ただ当方ニコンユーザーではないので「あ、大丈夫です、ありがとうございます!」と流して退散。すいませんでした…

しかしNikonはいつだってカッコイイ

FUJIFILMのブース

本命のFUJIFILMのブース。でかでかと自分の持っているX-T5が出ているじゃないですか。優越感。

そして展示されているカメラとレンズのラインナップがわかりやすい。

 FUJIFILMのカメラ
 FUJIFILMのレンズ
機材を試せるブース

FUJIFILMといったら「フィルムシミュレーション」。ちゃんと専用のエリアがありました。

この図はわかりやすい。ETERNAだけ飛び出ちゃってる

そしてフジさんも被写体モデルを多数ご用意。ただ並ばないと近くで撮影できない模様。30分以上待ちそうだったので諦めました…(いつの間にか女の子撮りたいオジサンになってる)

55mmの限界

またFUJIFILMのブースで、TwitterのフォロワーであるケリーPhotoさん(@Kelly__photo)に会うことができました。

同じ日に行くので会えればいいですね〜的な会話はしてたのですが、会場で自分の存在に気づいて声をかけてくれたという。
あの人混みと会場の広さで見つけてくれたのすごすぎる…。

ケリーPhotoさん

なんとFUJIのフラッグシップ機2台持ち(X-H2・X-H2S)というガチFUJIユーザー。特に野鳥の写真が素晴らしいです!

 レンズもフラッグシップ(XF16-55mm)

お話していただきありがとうございました!

Canonのブース

CanonのブースはSONYと並んで1,2を争う広さでした。

そしてなにやら自転車に乗った若いメンズがいる。CanonのブースではBMXが被写体のよう。アクロバティックすぎる。

BMX会場になってました

あとCanonのブースでは入場登録証を見せると1日一回くじ引きができるという抽選会を開催してます。

登録証の裏側

Canonやるやん〜と思って抽選しましたが、結果はまぁ「ハズレ」。参加賞もなにもない「ハズレ」。チクショー

OMデジタルソリューションズのブース

私がFUJIFILMに浮気する前の元カノ。OMちゃんです。

いや、元々「OLYMPUS」という名前だったヤツです。元気にしてるかなと思って見に来ました。

まぁかなり盛況でした。心配してすみません…。

やっぱ改めて見るとマイクロフォーサーズのカメラとレンズはかなりコンパクトだなーという印象を受けました。

そしてOMの「人生にもっと冒険を」というキャッチコピー。
このコンパクト・軽量の機材と共になら、どこへでも気軽に冒険ができるという強いメッセージを感じるブースでした。

LUMIXのブース

OMデジタルソリューションズと並ぶマイクロフォーサーズ機「LUMIX(Panasonic)」のブース。かなり勢いがありました。

自分の中でマイクロフォーサーズといったら「OLYMPUS(現OMデジタルソリューションズ)」なイメージがありましたが、今はどちらかと言うと「LUMIX」になってる気がします。どっちがすごいとかではないんですけどね。

SIGMAのブース

SIGMAもサードパーティのレンズとしてかなりお世話になってます。やはり純正と比べて安価なのが良いですね。

暗い室内にレンズの映像が投影されているちょっと独特なエリア。銀色のレンズもカッコよいな…。

その他のブース

その他、カメラやレンズ以外にもフィルターや関連機材のブースもたくさんあったのでご紹介します。

ケンコー・トキナー

ケンコー・トキナーはレンズフィルターで有名です。
中でも自分が一番気になっているのは「ホワイトミスト」というレンズフィルター。

オールドレンズのような写りになるというフィルターです。

ホワイトミストの他に「ブラックミスト」というフィルターもあります。
こちらは「映画のワンシーンのように」映るというフィルター。こっちも気になるう…。

マルミ光機

マルミ光機もレンズフィルターで有名な企業。
今回のブースでも目立っていたのが「アルプスパンチ!」「なついろパンチ!」というフィルターです。

「解像度のない世界」というキャッチコピーをもとに、特殊な透過率特性持つ色ガラスを使っています。

アルプスパンチ! は全体的には緑色に向き、赤やピンクの発色がでるフィルター。
なついろパンチ! はその名の通り、夏のような青さが出るフィルターです。

アルプスパンチ!
なついろパンチ!

これらのフィルターを自由に試せすことができたので、持ってきたXF18-55mmに装着してみました。

アルプスパンチ!の写り
色褪せた写真みたいだ…よい
ピントを合わせようとしても合わない笑
なついろパンチ!の写り
青みがかって、夏のよう
こちらもピントを合わせようとしても合わない笑

かなり独特なフィルターですね。個人的にすごい好きです。

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わたしの自由区

企業ブースとは別に「わたしの自由区」というエリアがありました。サークル出展団体や、雑誌関連、写真展、セミナーステージなどがあります。

まとめ

実際のところ、CP+のリアル開催は初参加でした。

そして会場で思ったのは「カメラマンってこんなにいるんだ」ということ。めっちゃ幼稚っぽい感想笑

ただ普段一人でどこかに撮影しに行くことが多いので、こんなに同じような趣味を持ってる人がいるんだという感動はありましたね。

まぁSNSを見ていたりネットで検索すれば、カメラマンなんてたくさんいるのはわかっているのですが、それを肌で感じられたというか。意欲も上がりましたし、良い体験になったと思います!

そんなCP+の会場を後にして、駅まで歩いてる途中になんだかたくさんカメラマンが。

みんなが見てた先の景色。

55mmの限界

あぁ〜わかるよ。こういうなんでもない道を撮りたいよね。しかもちょっと上の方から撮れるこの場所は良いね。さらに太陽の光がいい感じに入ってきて最高だね。望遠レンズで撮ったら圧縮効果も相まっていい感じに撮れそうだよ。

…なんて共感を勝手に一人心の中で思いながら帰路につきました。カメラマンはいつだってシャッターチャンスを狙っているのです。

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