
SDカードって種類が多すぎて、何を基準に選べばいいんだろう?



安いのを買ったら書き込みが遅くて、連写中に止まってしまった…
そんなお悩みを解決します!
カメラ本体やレンズはしっかり選ぶのに、SDカードは何となく選んでしまうという方は多いのではないでしょうか。
実はSDカードの性能不足が原因で、連写中に書き込みが追いつかなかったり、4K動画が途中で止まってしまったりすることがあります。
この記事では、容量・速度・耐久性という3つの観点から、SDカードの選び方を比較しながら解説します。
あわせて、用途別のおすすめランキングも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
SDカードの基礎知識


まずは選び方の前提となる、SDカードの基本をおさらいしておきましょう。
SDカードの種類(SD/SDHC/SDXC/SDUC)
SDカードは、記録できる容量によって規格が分かれています。
- SD:〜2GB
- SDHC:4GB〜32GB
- SDXC:64GB〜2TB
- SDUC:4TB〜128TB(規格上の上限)
現在市販されているカメラ用SDカードの主流はSDXCです。
古いカメラを使っている場合は、対応規格を事前に確認しておくと安心です。
速度規格の見方(スピードクラス/UHS/ビデオスピードクラス)
SDカードのパッケージには、数字やアルファベットの記号がいくつも並んでいます。
これらは全て最低保証速度を示す規格です。
- スピードクラス(Class 4/6/10):
最低4〜10MB/sを保証 - UHSスピードクラス(U1/U3):
U3は最低30MB/sを保証 - ビデオスピードクラス(V30/V60/V90):
数字がそのまま最低MB/sを表す - バス規格(UHS-I/UHS-II):
カード自体の転送方式。UHS-IIの方が高速
迷ったら、「V」から始まるビデオスピードクラスを見るのが一番わかりやすいです。
数字が大きいほど、高画質な動画撮影や高速連写に対応できます。
読み込み速度と書き込み速度の違い
SDカードのパッケージには「最大◯◯MB/s」という表記がありますが、これは読み込み速度を指していることがほとんどです。
連写撮影や動画撮影で重要なのは、実はカメラからカードへの書き込み速度の方です。
読み込み速度だけを見て安いカードを選ぶと、連写中にバッファが詰まって撮影が止まってしまうことがあります。
比較する際は、読み込み・書き込みの両方の速度をチェックするようにしましょう。
SDカードの選び方の比較ポイント


基礎知識をふまえて、実際に比較すべきポイントを4つに整理しました。
容量で選ぶ
容量は、撮影する内容によって必要な目安が大きく変わります。
| 用途 | 目安容量 |
|---|---|
| JPEG写真メイン | 32 GB〜64 GB |
| RAW写真・高画素機 | 64 GB〜128 GB |
| フルHD動画を録る | 64 GB〜128 GB |
| 4K動画を録る | 128 GB〜256 GB |
| 8K動画を録る・長時間撮影をする | 256 GB〜1 TB |
容量が大きいほど便利ですが、万が一カードが破損した際に失うデータも増えるという側面もあります。
1枚に一括するのではなく、中容量のカードを複数枚に分けて持つのもおすすめです。
速度で選ぶ
連写撮影やRAW撮影がメインなら、書き込み速度が速いカードを選びましょう。
特にミラーレス上位機や高画素機は、1枚あたりのファイルサイズが大きくなります。
UHS-I U3(V30)クラス以上を目安にすると失敗しにくいです。
動画撮影の要件で選ぶ
動画撮影では、ビデオスピードクラスが特に重要になります。
- フルHD動画:V10以上
- 4K動画:V30以上
- 4K高ビットレート・8K動画:V60〜V90
推奨クラスを満たしていないと、撮影中に記録が途切れてしまう場合があるので注意してください。
耐久性・信頼性で選ぶ
屋外での撮影が多い方は、防水・防塵・耐衝撃・X線耐性を備えたカードを選ぶと安心です。
また、極端に安いノーブランド品には、偽物・容量詐称品が紛れていることがあります。
大切な写真を預けるものなので、信頼できる正規販売店・正規代理店品を選びましょう。



大事な瞬間を撮る道具だからこそ、カード選びも妥協したくないですね。
SDカードのおすすめ5選


ここからは、上記のポイントをふまえたおすすめのSDカードを、容量・速度別に比較して紹介します。
| 商品名 | 規格 | 読込速度 | 書込速度 | 容量 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| SanDisk Extreme PRO | UHS-I U3/V30 | 最大200MB/s | 最大90MB/s | 32GB〜1TB | 定番・ オールラウンド |
| バッファロー RSDCシリーズ | UHS-I Class1/V10 | 最大100MB/s | Class1準拠 | 16GB〜256GB | スタンダード・ コスパ◎ |
| Sony TOUGH SF-Mシリーズ | UHS-II U3/V60 | 最大277MB/s | 最大150MB/s | 64GB〜256GB | 高耐久・ アウトドア |
| Kingston Canvas React Plus V60 | UHS-II U3/V60 | 最大280MB/s | V60準拠 | 128GB〜1TB | 4K動画 |
| Kingston Canvas React Plus V90 | UHS-II U3/V90 | 最大300MB/s | 最大260MB/s | 32GB〜256GB | 8K動画・ プロ向け |
(※スペックは各メーカー公表値の目安。容量により異なる場合があります)
SanDisk Extreme PRO|定番・オールラウンド
SDカードといえばまず名前が挙がる、信頼性の高い定番モデルです。
UHS-I U3・V30に対応しており、写真・4K動画のどちらにも幅広く対応できます。
防水・耐衝撃・耐X線性能も備えているので、迷ったらこれを選んでおけば間違いありません。
バッファロー RSDCシリーズ |スタンダード・コスパ◎
コスパの良い日常使いに最適なスタンダードモデルのSDカードです。
UHS-I Class1・V10対応で、基本的な写真撮影やフルHD動画の記録に対応します。
IPX7の防水性能とデータ復旧サービスにも対応しているのも魅力ですね。
価格がお手頃なので予備のSDカードとしてもオススメです!
Sony TOUGH SF-Mシリーズ|高耐久・アウトドア
その名の通り、タフさが売りのUHS-IIカードです。
防水・防塵・耐荷重・耐屈曲性能を備えており、過酷な撮影現場でも安心して使えます。
V60に対応しているので、4K動画の本格撮影にも十分対応できます。
Kingston Canvas React Plus V60|4K動画・コスパ
UHS-IIながら比較的手が届きやすい価格帯のモデルです。
V60対応で、4K動画撮影をこれから始めたいという方に向いています。
Kingston Canvas React Plus V90|8K動画・プロ向け
今回紹介する中で最上位クラスの速度を誇るモデルです。
V90対応で、8K動画や高ビットレート動画の撮影にも対応できます。
プロの現場や、動画メインで本格的に撮影する方におすすめです。
用途別のおすすめの選び方


最後に、用途別のおすすめをまとめておきます。
写真メイン・初心者向け
まずは SanDisk Extreme PRO か バッファローのRSDC シリーズを選んでおけば安心です。
容量は64GB〜128GBあれば、当面の撮影で困ることはないでしょう。



リスク分散として、容量の少ない 16GB や 32GB を2枚買うというのもオススメです!
動画・Vlog撮影が多い人向け
4K動画メインなら、Kingston Canvas React Plus V60がコスパに優れています。
より高画質な撮影をするなら、Sony TOUGHやV90対応モデルを検討しましょう。
予備・バックアップ用に安さ重視の人向け
メインカードとは別に、予備として1枚持っておくのもおすすめです。
予備用途なら、バッファロー SDカード 16GBのようなV10クラスで十分対応できます。
プロ・高画素機向け
高画素機での高速連写や、8K動画撮影にはUHS-II・V90クラスが必須です。
Kingston Canvas React Plus V90のような上位モデルを選びましょう。



自分の撮影スタイルに合わせて、無理のない範囲で選んでみてください!
SDカードに関するよくある質問


UHS-IとUHS-IIどちらを選ぶべき?
写真メインならUHS-Iで十分です。
4K以上の動画をよく撮るなら、UHS-IIを選んだ方が安心です。
容量はどのくらい必要?
目安として、RAW撮影なら1枚あたり30MB前後です。
64GBで約2,000枚、128GBで約4,000枚が保存できる計算になります。
SDカードの寿命・買い替え時期は?
書き込み回数に上限があるため、消耗品と考えておきましょう。
読み込みエラーが増えてきたら、買い替えのサインです。
安いノーブランド品は避けるべき?
極端に安いものは、容量詐称や粗悪品のリスクがあります。
大切な写真・動画を守るためにも、信頼できるメーカー品を選びましょう。
まとめ
SDカードは、容量・速度・耐久性の3点をおさえて選べば、大きく失敗することはありません。
特に連写や動画撮影が多い方は、書き込み速度をしっかり確認しておきましょう。
今回紹介したモデルを参考に、自分の撮影スタイルに合った1枚を見つけてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。












