L判のサイズってどれくらい?見切れる場合の対処法

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写真プリントでは「L判」が標準らしいけど、どのくらいの大きさなんだろう?他にどんなサイズがあるのかな。

こんな疑問にお答えします!

一般的な写真プリントサイズとして普及されているL判(Lサイズ)。
しかし撮った写真をL判で印刷した際に「上下(または左右)が少し切り取られてしまった」という経験がある方もいるのではないでしょうか?

今回はL判のサイズの特徴や、その他の写真プリントの大きさについて詳しく解説していきます。

撮ったものによってはL判ではなく、他のサイズで印刷したほうが良いこともあります。ぜひ参考にしてみてください(^^)

この記事を書いた人

つな

カメラ歴14年のハイアマカメラマン(自称)。現在の愛機はFUJIFILM。
このブログでは写真のある生活をコンセプトに、撮影が上達する知識や技術、カメラ用品、サービス、撮影スポットなどを紹介しています。
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目次

L判のサイズ

L判のサイズは「89(たて) × 127(よこ) mm」です。

また「L」のほかに「LG」という表記がされている場合もあります。

「L」は「Large」の頭文字を取っています。
写真の印刷技術が出始めたころ、印刷されるサイズはL判より小さいものでした。そして後発で出てきた「89mm×127mm」という少し大きめのサイズが「L判」として広く普及されるようになり、今もなお名称として残っているという背景があります。

現在は「L」と言えど、全然大きくないサイズですよね。

またL判はフィルムカメラに合わせた「1:1.427(約 3:2」という比率になっています。

そのためスマートフォンや一部のデジタル一眼で写真を撮った場合は比率が異なるため、上下または左右が切り取られてしまうという訳です。

媒体による写真比率の違い

  • フルサイズ/APS-C…約 3:2(L判と同じ)
  • スマートフォン/デジカメ/マイクロフォーサーズ…約 4:3

一眼カメラなどでは、カメラの設定でこの比率(アスペクト比)を変えることも可能です。

4:3で撮影した場合には「DSC版」が最適

前述したように「3:2」の比率以外では、L判の印刷時に見切れる or 余白が出来てしまいます。

そのため「4:3」でもジャストフィットするように作られたのが「DSC版(LD版)」と呼ばれるプリントサイズです。

スマホやコンパクトデジカメ、マイクロフォーサーズで撮影した写真を印刷する場合は「DSC版」のサイズを選択すると、写真が切り取られることがありません。

DSC版のサイズは「89 × 119 mm」です。
L判の「89 × 127 mm」と比べると、横幅が少し小さい写真になるのが特徴です。

ちなみにDSCは「Digital Steel Camera」の略称になります。

「DSC(LD)」サイズ対応のネットプリント

以下はDSC(LD)サイズに対応しているネットプリント業者です。

業者名DSC版1枚の料金送料(メール便)
どんどんプリント8円〜125円
※100枚以上で無料
アオヤギ写真工芸社7円〜187円
しろくまフォト12円〜99〜219円
写真館フォトピース!15円〜220円
シャシンヤドットコム19円〜220円
「DSC」サイズ対応のネットプリント業者

料金的には、1枚料金+送料を考えると「どんどんプリント」が一番おトクですね。

アルバムを作成する場合

写真をプリントしてアルバムにする場合、アルバム内での収納サイズは「L判」で作られていることが多いです。

しかし「DSC版」は「L判」と比べて横に短いだけなので、アルバムに写真が収納できないということはありません。

またアルバム用に写真をプリントするのではなく、写真がすでにアルバム形式で印刷された「フォトブック」を作成するという手もあります。

ぜひ参考にしてみてください(^^)

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