東京を代表する美術館の一つ「国立新美術館」。
こちらの美術館の特徴はなんと言ってもその建築美。来館して、美術作品を見ずに館内の写真だけを撮って帰るというカメラマンさえもいる(私です)フォトジェニックな美術館になっています。
そんな国立新美術館を今回じっくりと撮影してきました。
国立新美術館について
国立新美術館は東京・六本木にあります。2007年に開館、日本で5館目の国立美術館です。
東京メトロ千代田線の乃木坂駅に直結しておりアクセス抜群。そして入館するだけなら料金がかからず、中のカフェ等も利用することができます。
ちなみに国立新美術館のカフェは、映画「君の名は」で瀧くんと奥寺先輩がデートした場所です。
The National Art Center Snap
ここから美術館内の写真を撮影ポイントとともにご紹介します。
館内スナップ
まずは乃木坂駅から直結している館内入口。真ん中に傘立てが一直線に並んでいるので、これを利用して遠近感のある一枚に。
一階の風景。ガラス張りの壁は、館内を明るく照らしてくれます。少しF値を絞って太陽のウニウニ(光芒)が見えるように調整。
低速シャッターで歩いてる人をブラすのも面白いですよ。
所々にアートな看板もあるので、それを主題にするのも映えますね。美術館ならではです。
特徴的なエスカレーター。エスカレータの内部が光で透けて見えてます。
上の階に上がって1階を切り取り。陽の差し方がなんともフォトジェニック(AM10:30くらいです)。
違う角度から。奥に見える2階のカフェが「君の名は」で使われたデートスポットですね。
陽の入り方なのか、エスカレーターを上り下りしてるだけで写真を撮りたくなります。
3階から見たエスカレーターの踊り場。エスカレーターを下る人と、1階を歩く人の流れを合わせるとさらに遠近感が出ますね。
ポートレートを撮影しているカメラマン・モデルさんも多かったです。
吹き抜けが多い造りになっているので、真上から見たような写真を撮れるのも面白いです(手すりから物を出すのは禁止です)。
3階と4階の階段の途中から撮った廊下。光と影のでき方がフォトジェニックそのものです。
撮影ポイントと言っても、館内ほぼ撮影ポイントといっても過言ではないほどフォトジェニックな写真が撮りまくれるのが国立新美術館の魅力でもあります。
スナップまとめ
今回、国立新美術館で撮影した写真をもう少し載せていきます。
使用機材はFUJIFILMのX-T5にXF56mmF1.2 R WRを装着。加えて、X-E4にXF23mmF1.4 Rを装着した2台で撮りました。
フィルムシミュレーションは主に「クラシックネガ」です。
美術館を「撮影する」という楽しみ方
国立新美術館での撮影は、美術作品を見ずに写真だけ撮って帰るという、写真ヲタクの極が出てしまいました。
そもそもこの美術館自体が建築美の塊なので、言ってしまえば美術作品の中に入って写真を撮ったということになるでしょう。なんだかカッコ良くないですか…?うん
ただ内装にウットリしすぎて、外観撮るのを忘れましたw
今回は1月の午前中の撮影で、陽の入り方はなかなかベストだったと思います。昼下がりになるとどんな感じなのか、また機会があったら行ってみたいと思います。
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